こんにちは。キノコードです。
いつも動画をご視聴いただき、ありがとうございます。
2022年7月に、Pythonの問題集サービス「キノクエスト」をリリースしてから約2ヶ月が経ちました。この度、皆様に「キノクエスト」に続く新しいサービスについて発表があります。
来たる10月に、キノコードが主催するライブ講座を開講することにいたしました。
プログラミングを覚えて、DX人材を目指すライブ講座、その名も「キノカレッジ」です。
なぜ「キノカレッジ」を開講することになったのか。その経緯や想いについて説明します。
キノクエストをローンチしてから、使っていただいている方と対話する機会として、1対1のオンラインMTGを重ねてきました。
そして、これまでに20名以上の方からお話を聞くことができました。
最初は耳の痛いご指摘も頂いていましたが、エンジニアチームと共に改善を重ねて、徐々に高い評価を頂くようになってまいりました。
キノクエストが、自信のあるサービスにしあがってきたと同時に、サービスを考えていた当時では、想定していなかったプログラミング学習の課題、またその先の課題について考えさせられます。
特にお聞きするのは、DXというキーワードです。
これからのデジタルの時代、自分がついていけるか不安。
会社からDX化やデジタル化のことを求められているけど、何をやったらいいかわからない。
義務教育でプログラミングを勉強している今、デジタルネイティブたちが社会に出てきて、置いていかれるのではないかという不安。
他にも、
- プログラミング学習をしたものの、まわりにプログラミングができる人がいないので、質問できる相手がいない。
- プログラミングスクールに通っているわけでもないので、本格的にプログラミングの勉強をスタートさせるきっかけが欲しい。
- プログラミング学習は始めたはいいけど、コンスタントに勉強できないので、ペースメーカーが欲しい。
そういった悩みをお聞きします。
こうしたことから、ライブ講座「キノカレッジ」を開講するに至りました。
「キノカレッジ」でのプログラミング言語は、人気No1の言語であるPythonを使用します。
「キノカレッジ」の特徴は、大きく5つです。
- 開講する3つのライブ講座が受け放題です。
- 講座ごとに課題を設けます。この課題がペースメーカーの役目です。
- 課題に対して取り組むというアウトプット中心の講座です。課題は仕事を想定した実践課題です。
- デジタル化やIT化をはじめ、DXを考えているビジネスパーソンに向けた講座です。
- 同じタイミングで、同じ課題に取り組む仲間がいます。仲間がいることは、刺激にもなりますし、質問をし合い答え合うことで、理解を深めることができます。
そして、価格は月額制で税込み11,900円です。
月額制なので、いつからはじめても、また、いつ辞めても結構です。
ご自身のタイミングではじめ、学習のコツが学べたら、もしくは実践での活用のイメージができたら、などのご自身のタイミングで卒業できます。
ここからより詳しい内容をお話しますが、Webサイトでも同じ内容を確認できます。
- キノカレッジで学べる内容
それでは、もう少し詳しく説明します。
まずは、3つのライブ講座についてです。
お話を聞いてきた中で、ニーズを3つに分け、それぞれのクラスを作りました。
- プログラミング入門クラス
- 業務自動化クラス
- 機械学習クラス
それぞれどんなクラスか、内容を説明します。
いずれのクラスにも、専属の講師がおります。
3名ともプロのエンジニアやDXコンサルタントです。
1.プログラミング入門クラス
プログラミング入門クラスでは、キノクエストを使った学習を進めます。
プログラミング初心者の方、基礎を固めたい方を対象としています。
プログラミング入門クラスの期間は1ヶ月です。1ヶ月で基本の学習や学習方法について学んでいただくことを目指していただきます。
第1週めのはじめに、4週分の課題をお知らせします。課題を設定することで学習のペースメーカーになることを想定しております。
また、DXとは何なのか?DX人材とは?これから活躍できる人材についてもお話しします。
これから学習をするプログラミング言語のPythonや、そのライブラリPandas、matplotlibについても簡単に説明をします。
ここから課題に沿って、学習を進めていただきます。
授業は2回の開催予定です。
1回目は第2週目、2回目は第4週目です。
いずれも、課題について難しかった部分の解説をします。
プログラミング入門クラスは初心者の方向けではありますが、事前にキノクエストで学習を進めていただくことをおすすめします。
もちろん、キノクエストにかかわらず、Pythonを1ヶ月ぐらい触ったことがある方でも大丈夫です。
プログラミング学習の進め方を学んでいただけましたら卒業です。
1ヶ月での卒業を目指していただきますが、お忙しくて思うように進められなかった方や、1ヶ月では足りなかった方も、何度でも受講ができます。
また、簡単だと感じる方は、他のクラスと並行して受講することもできます。
2.業務効率化クラス
業務効率化のクラスでは、Excelの自動化、ファイルやフォルダの操作、業務効率化には欠かせないAPIの操作、簡単なデータ分析、Webスクレイピングなどについて学びます。
いずれの課題も、仕事で使いそうなトピックスを意識しています。
課題は月に2つで、授業も2回です。
第2週目と第4週目の2回の授業で、それぞれの答え合わせと課題の解説をいたします。
3.機械学習実践クラス
機械学習実践クラスについては、毎月1題の分析課題を出します。
課題について解いていただき、受講者の方の中で分析の精度を競います。
課題はいずれも仕事に活用できるテーマや実践を意識したテーマを選定しています。
過去に実施した「データサイエンティスト養成講座」では、データサイエンティストへの転職成功者を何名か輩出しました。
その内容を、より入門者向けにした課題にしました。
データサイエンスに興味がある方にとっても、満足いただける課題を用意しています。
授業は2回、第2週目と第4週目です。
1回目に分析課題の難しいポイントなどを解説します。
2回目の授業では、プロのデータサイエンティストによる解説をいたします。実際にどのように分析を進めるか、分析手法についてソースコードと共に解説をします。
また、プロのデータサイエンティストによる機械学習に関するインプットの解説の動画も豊富にあります。
業務効率化クラス、機械学習実践クラスでは、Pythonがある程度わかるようになった方が対象です。
とはいえ、初心者の方がPythonでできることを学習したり、実践的な内容からイメージを膨らませて学習をすることもよいと思います。
ですので、これら3つのライブ講座が受け放題。
レベルがあわないと思ったり、目的が変わった場合など、いつでも自由に変更ができます。まずはチャレンジしてみたい方、とにかく短期間で集中して習得したい方など、2つ以上の掛け持ちが可能です。
なお、すべてのクラスは、皆様の状況を確認しつつ、より最適な授業や課題になるように変更する可能性があります。
ご自身のニーズに合わせて、受講いただければと考えております。
講座の実施時間
これら3つのライブ講座は、毎週土曜日の9:00~12:00の間に開催されます。
具体的には、プログラミング入門クラスは9:00~、業務効率化クラスは10:00~、機械学習実践クラスは1:00~に実施します。
この日程でご参加できない方、復習したい方に向けてはアーカイブ動画を用意します。
受講期間中はいつでも、何回でも、どの講座でもアーカイブ動画を視聴できます。
- キノカレッジ対象者
キノカレッジは、エンジニアを目指すライブ講座ではありません。
エンジニアを目指す方ではない、ビジネスパーソンに向けた講座です。
つまり、経理、人事、事務、マーケター、プロダクトのマネージャー、コンサルタント、営業職や管理職など、プログラミングができたらなんとなく便利になりそう、という方が対象です。
例えばこのようなイメージです。
- 現在のお仕事にプログラミングを活かしたい方
- 定例の事務を自動化したい方
- エクセルでやっている分析をプログラミングを使って分析をしてみたい方
- 機械学習でなにができるか、どう自分の仕事にいかせるかわからないけど興味がある方
- DX人材やデジタル人材になりたい方
- プログラミングスクールに通っていない方
- 質問ができるようなプログラミング学習者が周りにいない方
このような方々に、ぜひ受講いただきたいと考えています。
いつから入会可能なの?
このように、月単位で課題に取り組んでいただきます。
課題の回数はそれぞれの講座で異なりますが、月単位で用意をしています。
申し込みをいただいたら、その翌月から受講開始です。月の中でいつお申し込みいただいても、その翌月から開始しますので、心の準備ができたらお申し込みください!
ちなみにお支払いは、お申し込みの時に発生します。次回はお申し込み翌々月の1日です。その後は解約まで、毎月1日にその月の料金をお支払いいただきます。
9月中にお申し込みの方は、10月1日から講座が開始します。次回のお支払いは11月1日です。
卒業のタイミングもいつでも結構です。とはいえ月の途中で解約されても返金はできません。その月の講座はぜひ受講してから卒業ください。
キノカレッジのまとめ
色々お話したので、まとめます。
- 開講する3つのライブ講座が受け放題で、月額税込み11,900円です。
- 仕事を想定した実践課題に取り組むことができます。お仕事へのヒントになるはずです。
- アウトプット中心の講座です。たくさんコードを書いてみてください。
- 同じタイミングで同じ課題に取り組んでいる仲間がいます。質問をしたり、質問に答えたりすることができます。
- 学習の進みが早い仲間もいれば、理解が深いと感じる仲間もいます。刺激やモチベーションをもらえるのではないでしょうか。
- 定期的に課題があり、授業という締め切りがあります。講座を受講することが、あなたのペースメーカーになります。
さて、注意点です。
・ライブ講座で出題した課題は、今後はキノクエストの問題として追加する予定です。現在のところ、いつどのような形式でキノクエストの問題にするかなど、詳細までは決まっておりません。したがって、今すぐ課題に取り組める、ライブ講座、同じ課題に取り組む仲間、質問相手、ペースメーカーといったことに、この講座のサービス価値があると考えています。その価値に意味があると思った方に入会していただければと思います。
・課題の解説については、講師である現役エンジニアからしっかりと説明をします。しかし、プログラミングスクールで提供されているような、講師陣への質問・質問し放題サービスなどはありません。
プログラミングスクールは、プロのエンジニアに質問がし放題といった充実のサービスがあるからこそ、月額10万円ほどの費用がかかります。
過去のライブ講座やコミュニティの実績として、仲間への質問で解決するケースを多くみてきたからこそ、キノカレッジでは、プロのエンジニアに質問がし放題というサービスを省きました。これにより、月額11,900円という価格を実現できると言っても過言ではありません。ですので、
もし、プロのエンジニアへの質問をしたい方にとっては物足りなく感じてしまうかもしれません。
その場合は、プロのエンジニアへの質問できるサービスをご検討されるのが良いと思っております。
とはいえ、何か質問をしたい場合には、同じ課題に取り組んでいる仲間に質問することができます。同様に、仲間からの質問にはぜひ回答をしてみてください。相互に質問と回答をすることで、ご自身の理解を深めるきっかけにもなります。
ライブ講座開設の想い
なぜ、Python問題集サービスキノクエストに続いてキノカレッジというライブ講座をはじめるのか。
これはキノクエスト発表時の動画でも話しました。
2022年現在、日本は、デジタル競争力も労働生産性も先進7ヵ国中7位、最下位です。
GDPも4位のドイツと並ぶ見込みです。
付加価値の高い産業への構造転換が急務です。
労働生産性は、大胆な言い換えをすれば、日本全体の時給です。
日本の労働生産性をあげるために、デジタル活用やデジタルトランスフォーメーションが重要なポイントの一つだと思っています。
キノクエスト、キノカレッジを卒業した人がデジタル人材、DX人材となり年収や時給が上がる。
この人数が多いほど、日本の労働生産性があがると考えています。
キャリアアップ、年収アップのお手伝いができればと思っています。
また、壮大な夢かもしれませんが、キノカレッジやキノクエストの卒業生が100人-200人と増えていき、日本のDXをリードする人材を輩出できればと思っています。
もし、卒業生が1000人を超えて、DX推進者が増えれば、日本のデジタル競争力のアップに寄与できると思っています。
なぜDX人材になるためにPythonが必要なのか?
また、プログラミングを覚えてDX人材を目指す講座とし、Pythonを選んだことには理由があります。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略です。
デジタルで改善するのではなく、変革を起こすことです。
改善は、今の延長線上にあるものですが、変革はがらりと変わることです。
そして、今の世の中、どんどんデジタルトランスフォーメーションが起きています。
また、デジタル活用というキーワードもあると思います。
データやデジタル技術を使いこなすようになるためにはどうしたらいいでしょうか?
デジタルトランスフォーメーションを起こすにはどうしたらいいでしょうか?
私は、プログラミングが必須のスキルだと思っています。
私自身の経験を例にします。
データベースの考え方と、プログラミングができるようになってから、DXスキルが一気にあがったと考えています。
サラリーマンだった頃には、プログラミング学習を機に、DX推進リーダーなどを担当しました。
今現在、プログラミング学習サービスを提供できているのも、プログラミングとデータベース操作ができるようになったからだと思っています。
つまり、データはどういう風に保存されているのか?
どうやって引き出すことができるのか?
引き出したあとに、どういうことができるのか?
プログラミングやデータについての理解を深めることで解決できました。
プログラミングとデータの理解を深めることができれば、デジタル技術やテクノロジーでできることがわかりますし、できないこともわかるようになります。
そうすると、ビジネスでこういった効率化ができるのではないか?
こういったレポートは作れるんじゃない?
こういった機能を作ることができるんじゃない?
これは自動化できるんじゃない?
いろいろなアイディアがわくようになります。
私は、学習するプログラミング言語として、Pythonを選択しました。これにはいくつか理由があります。
Pythonは、シンプルなプログラミング言語です。
人気No.1の言語でもあります。
プログラミングの学習が比較的しやすいといわれる言語である一方、業務自動化、APIやウェブスクレイピングを使ったデータの収集、データ分析、機械学習、アプリケーション開発など幅広く色々なことができるようになります。
Pythonができるようになると、デジタル化だけでなく、変革が起こせそうなアイディアがわいてきそうですよね?
そんなわくわくする気持ちを多くの人に感じてもらい、またそれをご自身の力で実践できるようになるとしたら?
少しでも興味を持っていただけましたら、お申し込みいただけますと幸いです。
一緒にデジタル化を進めましょう。
お申し込みは、右上のカード、もしくは概要欄に記載のリンクからお願いします。
それでは、次の動画ではなく、ライブ講座でお会いできることを楽しみにしております。
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