IntelliJ IDEAとは?|統合開発環境(IDE)のIntelliJ IDEAについて特徴などを交えて3分でわかりやすく解説します

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 IntelliJ IDEAについて説明をします。

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IntelliJ IDEA(インテリジェイ アイディア)とは、2001年にチェコにあるJetBrainsが開発したIDEのことです。
IDEとは、プログラミングするときに必要な機能を1つにパッケージングしたソフトウェアのことです。
IntelliJは、Javaの開発をサポートするために作られたIDEです。
Javaで最も人気なIDEは2016年までEclipseでしたが、現在はIntelliJがシェアを抜いています。


また、IntelliJは、Java以外の言語に対応しています。
IntelliJのサポートには、無償と有償があります。
Java, Scala, KotlinなどのJVM言語は、無償サポートがあります。(JVMについては別の解説動画があります)
HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb開発に使う言語やフレームワークは、有償でのサポートがあります。
IntelliJはWindows、MacOS、LinuxどのOSでも利用できます。

快適なコード記述

IntelliJは、快適なコード記述ができるように設計されています。
例えば、プログラミング中の補完機能です。補完機能とは、プログラマーがコードを入力中に変数や関数を予測して入力補完してくれる機能のこと。
IntelliJでは通常の補完機能に加えて、文脈や使用頻度を考慮したスマート補完機能(Smart completion)があり、コードをスムーズに記述することが可能です。


さらに、補完機能に加えて、エラー検知能力やリファクタリング機能にも優れていて、プログラマーが気持ちよくコードを書ける様々な工夫が施されています。
ちなみに、リファクタリングとは、プログラムを動作させた結果は変えずにコードだけ人間に見やすく整理整頓することです。

UIがおしゃれ

機能そのものではありませんが、IntelliJは、洗練されたUI(ユーザーインターフェース)を持ったIDEです。
UIとは、ユーザインタフェースの略で、人とコンピュータが対話するために必要なボタンや文字などのデザインのことです。
IntelliJを開発したJetBrainsは、ソフトウェア開発をより楽しくすることを1つの目標にかかげた企業なので、デザインの面でも非常に優れています。
もし気に入らないUIがあった場合は自分でカスタマイズすることも可能です。

相性が良いプログラミング言語

IntelliJはJavaをサポートするために生まれたIDEなので、もちろんJavaとの相性はよいですが、一番相性がいいプログラミング言語は「Kotlin」でしょう。
プログラミング言語の「Kotlin」も、IDEの「IntelliJ」も、JetBrainsが開発しました。
そのため、Kotlinでの開発を最もサポートしてくれるIDEはIntelliJで、今後もしばらくそれは変わらないと予想されます。

Java、Kotlin、JVM、Eclipseについては別で解説します。

ぜひご参考ください。

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