GPUとは?|GPUの種類、CPUとGPUとの違いなどを3分でわかりやすく解説します【パソコン初心者向け】

用語解説

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 GPUについて説明をします。

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この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

GPUとは?

GPUとは画像処理装置のことをいいます。
正式名称は「Graphics Processing Unit」です。
GPUは、写真・動画編集、3Dゲームなどの画像処理をする機能を持ちます。
しかし、GPUは、画像処理だけではなく、人工知能の処理にも使われています。
なぜ、GPUが人工知能の処理に使われるのでしょうか?
画像処理は、単純だけど大量のデータ処理が必要になります。これはGPUの得意なところです。
人工知能の処理でも、画像処理と同じように、単純・大量のデータ処理が必要になります。
そのため、人工知能の処理にもGPUが使われているのです。
人工知能ブームの昨今、GPUのニーズが高まっています。
GPUの開発企業で有名なのは、NVIDIA社、AMD社です。
例えば、NVIDIAの時価総額は10兆円以上と、2015年と比較すると10倍以上になっており、ニーズの高さを伺えます。

CPUとGPU

GPUに似た言葉としてCPUがあります。
CPUは、中央処理装置のことをいいます。
正式名称は「Central Processing Unit」です。
CPUは、プログラムを動かすためにデータを計算したり、メモリやハードディスクなどに命令を出す部品です。
CPUは、パソコンの処理能力に大きく関わるため、「コンピューターの頭脳」とも呼ばれます。
CPUは複雑な処理ができるのが特徴です。
プログラミングでいうと、if文の処理が得意です。
一方、GPUは、単純だけど大量のデータを高速に処理することができます。
プログラミングでいうと、for文の処理が得意です。
パソコンでは、CPUが複雑な処理、GPUが単純・大量な処理、と分業することで効率的に処理を行っています。

GPUの種類

GPUには、CPUに内蔵されている内蔵型GPU、グラフィックボードに搭載されているGPUなどがあります。
グラフィックボードは、画像や映像をディスプレイに表示させる部品です。ビデオカードとも呼ばれます。
GPUはグラフィックボードに搭載されており、「グラフィックボードの頭脳」ともいわれています。
グラフィックボードに搭載されているGPUの方が、内蔵型GPUに比べて性能が高く、消費電力も多い特徴があります。

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