Laravelとは?|Laravelとは何か、特徴などを3分でわかりやすく解説します【プログラミング初心者向け】

【用語解説】フレームワーク

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 Laravelについて説明をします。

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この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
書籍「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」の著者や、雑誌「日経ソフトウエア」の寄稿などの実績も多数。

Laravelとは?

Laravelは、PHPのフレームワークです。
フレームワークとは、WebサイトやWebサービスなどを作るときに、よく使う機能を提供するソフトウェアのことです。
PHPのフレームワークは「CakePHP(ケイクピーエイチピー)」が主流でした。
Laravelは2011年に、PHPのフレームワークであるSymfony(シンフォニー)をベースとして開発されました。
Laravelは現在、最も人気のPHPフレームワークとなっています。

Laravelの特徴

Laravelは、なぜ人気なのでしょうか?人気の理由は、Laravelの特徴にあると思います。
そこで、Laravelの特徴を3つご紹介します。

WEB職人のためのフレームワーク

Laravelは「Web職人のためのフレームワーク」というキャッチフレーズが公式に使われています。
これは、WebサイトやWebサービスを開発したい人向けのフレームワークということです。
PHPを使える人で、Webサイト・Webサービス開発に携わりたいのであれば、Laravelを習得しておくとよいでしょう。

環境構築が簡単

Laravelは環境構築が簡単です。
環境構築は、3ステップで完結します。
Composerのインストール、Laravelのインストール、プロジェクト作成の3つです。
Composerとは、プログラムを実行するときに必要な機能がパッケージされたものです。
プロジェクトとは、Laravelを使う上での最初の「ひな形」のことです。
プロジェクトという土台の上に、自分が作りたいWebサービスを作っていきます。
ちなみに、Laravelのインストールと、プロジェクト作成はコンソールからコマンドを入力する必要があります。
コマンドを使ったことがない方は、最初は抵抗を感じるかもしれません。

フルスタックフレームワーク

Laravelは「フルスタックフレームワーク」です。
フルスタックフレームワークは、システム開発に必要な機能が最初から入っているフレームワークのことをいいます。
CakePHPもフルスタックフレームワークですが、Laravelの方が後発のフレームワークということもあり、機能が豊富です。
そのため、LaravelはCakePHPに比べて、動作速度が若干遅い傾向にあります。
LaravelはPHPよりも、発展した機能を多く持っています。
ただ、コンピュータの性能が十分に備わっていれば、動作速度は気にならないでしょう。
ちなみに、インストール時の機能が最小限しかないフレームワークのことを「マイクロフレームワーク」といいます。
マイクロフレームワークには、Pythonの「Flask」などがあります。

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