この記事の信頼性
この記事は、Youtubeにて日本最大級のプログラミング教育のチャンネルを運営しているキノコードが執筆、監修しています。
私自身は、2012年からプログラミング学習を始め、2019年以降はプログラミング教育に携わってきた専門家です。
他にも、私には下記のような実績や専門性があります。
- キノコードは毎月10名以上、合計100名以上ののプログラミング学習者と1対1でお悩みを聞き、アドバイスをしています
- キノコード自身は、プログラミングスクールに通ったり、本や有料åの動画で勉強してきた経験もあります
- キノコードは、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営しています
- 本の出版、プログラミング雑誌への寄稿の実績があります
Python学習サービス「キノクエスト」のご紹介
キノコードでは、Pythonを習得するためのPython学習サービス「キノクエスト」を運営しています。
キノクエストには、学習カリキュラムがあり、学習順番に悩むことなく学習を進められます。
月額1,990円と本1冊分の値段です。
キノクエストの特徴は下記の通りです。
・Python学習をしている仲間が集まるコミュニティがある
・1000問以上の問題を解いてプログラミングを習得
・環境構築不要ですぐに始められる
・動画と連動しているので、インプットもできる。
・月額1,990円で、コミュニティもセット
キノクエストを詳しく知りたい方は、紹介ページをご覧ください。
▼キノクエストの紹介ページはこちら▼
https://kino-code.com/kq_service_a/
Pythonで配列を縦方向に結合する方法
Pythonで配列を縦方向に結合する方法です。
使用するのは、Pythonのnumpyライブラリのvstack関数です。
import numpy as np
まず、このような2つの1次元配列を結合してみましょう。
a_1 = np.array([1, 2, 3, 4, 5])
a_2 = np.array([10, 20, 30, 40, 50])
vstack関数の引数に、結合させたい配列をタプルで指定します。
実行します。
配列を縦方向に結合することができました。
np.vstack((a_1, a_2))
実行結果:
array([[ 1, 2, 3, 4, 5],
[10, 20, 30, 40, 50]])
次に、1次元配列と2次元配列を結合してみましょう。
a_1 = np.array([1, 2, 3, 4, 5])
a_3 = np.array([[60, 61, 62, 63, 64],
[70, 71, 72, 73, 74],
[80, 81, 82, 83, 84]])
先ほどと同様に、タプルで結合させたい配列を指定して実行します。
配列を縦方向に結合することができました。
このように、行数が異なる配列でも、列数が同じであれば結合することができます。
np.vstack((a_1, a_3))
実行結果:
array([[ 1, 2, 3, 4, 5],
[60, 61, 62, 63, 64],
[70, 71, 72, 73, 74],
[80, 81, 82, 83, 84]])
次に、3つの配列を結合してみましょう。
a_1 = np.array([1, 2, 3, 4, 5])
a_2 = np.array([10, 20, 30, 40, 50])
a_3 = np.array([[60, 61, 62, 63, 64],
[70, 71, 72, 73, 74],
[80, 81, 82, 83, 84]])
実行します。
配列を結合することができました。
np.vstack((a_1, a_2, a_3))
実行結果:
array([[ 1, 2, 3, 4, 5],
[10, 20, 30, 40, 50],
[60, 61, 62, 63, 64],
[70, 71, 72, 73, 74],
[80, 81, 82, 83, 84]])
なお、似た関数でhstack関数があります。
hstack関数は、横方向に配列を結合することができます。
a_1 = np.array([1, 2, 3, 4, 5])
a_2 = np.array([10, 20, 30, 40, 50])
np.hstack((a_1, a_2))
実行結果:
array([ 1, 2, 3, 4, 5, 10, 20, 30, 40, 50])