リモートワークが浸透し、在宅時間が増えたことから、自己投資に時間を使おうと考えている人も多いでしょう。
社会人がスキルアップするための学習として近年、注目を集めているのがプログラミングです。
いま社会人として働いている人の中には、学生時代にプログラミングを勉強しなかった人も多いかもしれません。
ですが、2020年から、プログラミングは小学校の必修科目となりました。
プログラミングを知っているのが常識、という時代はすぐそこに迫ってきています。
今回は、プログラミング初心者にも始めやすい、人気の言語「Python」を学べるプログラミングスクールをご紹介していきます。
プログラミングスクール選びのポイントについても解説しますので、自分にとってどのスクールがよいか、検討する際の参考にしてみてください。
日本の社会人がプログラミングを学習することの重要性
働きながら自己学習を続けている社会人が少ない
学びなおしやリスキリングが叫ばれている昨今ですが、日本では諸外国に比べ、リスキリングがあまり浸透していない現実があります。
パーソル総合研究所の2022年の調査によると、日本の社会人は、自己成長を目的とした業務外の学習を何も行っていない人の割合が5割以上と、諸外国と比較して最も高い結果になっています(図1)。
また、アメリカやベトナム、インドでは研鑽のための自己投資を行っている人が8割以上いるという結果が出ています。
それに対して、日本人は研鑽のための自己投資を行っていない・今後も行わないと答えた人の割合が4割以上あり、学習意欲の低さが浮き彫りになっています。(図2)
図1:社外の学習・自己啓発の活動状況(参照:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/global-2022.html)
図2:社外の学習・自己啓発への自己投資(参照:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/global-2022.html)
学ぶことで年収アップの可能性が高まる
労働人口が減少していく日本において、ITやAI活用によって生産性を上げていくことは重要な課題です。
また、多くの企業がDX化に取り組んでいますが、DXを推進するには前提となるIT技術の理解や知識が必要になります。
プログラミングを学ぶことで、既存業務効率を改善したり、仕事で成果を出したりすることもできますし、
IT人材としてより活躍できる職場へ転職したり、フリーランスとして活躍する選択肢を取ったりすることもできるかもしれません。
このようにプログラミングを学習することで、結果的に年収アップにつなげられる可能性が高まります。
Pythonが社会人のプログラミング学習に向いている理由
Pythonは、プログラミング言語のなかでも初心者にもおすすめの言語です。
誰が書いても同じように分かりやすいコードになるのが特徴です。
機械学習や人工知能、Webアプリの開発、データ分析や既存業務の効率化など活用の幅も広いことから、近年では一番人気の言語となっています。
社会人がプログラミング学習を行う場合、限られた時間のなかで継続して学べるかどうかという点が重要になります。
Pythonは文法がシンプルで覚えやすく、基礎の習得は比較的難易度が低いため、プログラミング初心者が学習するのに向いている言語と言えるでしょう。
とはいっても、忙しい時間のあいまに勉強を続けていくとなると、独学では初期段階で挫折してしまう人が多いのも事実です。
学習のモチベーションを維持しつつ、不明点をメンターに質問したり、相談したりできる環境を用意してもらえるスクールに通うのがPython習得の近道と言えるでしょう。
社会人におすすめのPythonが学べるプログラミングスクール
ここからは、社会人におすすめのPythonが学べるプログラミングスクールを厳選して10校ご紹介します。
Pythonが学べるプログラミングスクールの比較表
プログラミングスクール名 | DMM WEBCAMP | 侍エンジニア | テックキャンプ | Aidemy Premium | TechAcademy | インターネットアカデミー | テックアイエス | キカガク | Winスクール | テックジム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スクールの特徴 | ・DMMが運営するオンラインプログラミングスクール ・基本はオンライン学習だが、教室学習も可能 ・現役エンジニアの講師にチャットですぐに質問できる | ・マンツーマンで1人の講師が受講生の夢や目標に合わせて、完全オーダーメイドでカリキュラムを作成 ・目標があいまいな場合も、相談をして具体的な学習のアドバイスをもらえる | ・オンライン、教室どちらでも授業が受けられる ・自己学習形式なので、自分のペースで学習できる ・エンジニアとして転職したい人向けのコース、スキル習得のコースがある ・短期集中スタイルと夜間・休日スタイルがある | ・AIを基礎から学ぶ、Python特化型のプログラミングスクール ・未経験でも3か月でAIを使いこなせる人材へ ・AI活用の目的に応じて全7講座のオンライン授業 | ・現役エンジニアがメンター ・受講後の仕事も見据えてマンツーマンでサポート ・転職だけでなく、副業案件も含めて、受講後に必ず仕事を紹介 | ・Web制作会社を母体に持つ、日本初のWeb専門スクール ・受講生のスキルレベルにあわせて講座を選択可能 ・ライブ形式、マンツーマン形式、オンデマンド形式の授業を受けられる | ・運営会社は本社が愛媛でインド、アメリカに拠点を持つ ・IT企業の聖地であるシリコンバレーでもカリキュラム作成が行われている ・愛媛、広島、名古屋、島根に教室があり、オンライン校と合わせて全国どこでも受講可能 | ・AI・機械学習・ディープラーニング・DXなど先端技術を動画学習で学べる。 ・転職サービス「doda」と連携し、AIエンジニア・データサイエンティストの就職サポートあり。 | ・講師一人につき3~5名の少人数制の個別指導 ・いつでも講師に質問可能 ・全国で約50校あり、教室併用も可能 | ・授業をしない定額制のスクール ・素人インターンを3か月で即戦力化させたカリキュラムを使える(一括購入も可能) ・ 東京、名古屋、大阪、福岡など全国に21校 |
コース名 | ・Pythonコース ・AIコース | AIコース | プログラミング教養コース ・AI(人工知能)入門 ・DXプログラミング | ・AIアプリ開発講座 ・データ分析講座 ・自然言語処理講座 ・機械学習マスター講座 ・ビジネスAI活用講座 ・E 資格対策講座 ・組織を変えるDX講座 | ・AIコース ・Pythonコース ・データサイエンスコース | Python講座 | データサイエンティストコース | AI人材育成長期コース | Pythonプログラミング講座 | ・Python基礎コース ・AIエンジニア養成コース |
コース詳細 | ・Pythonコース 基礎から始まり、機械学習、特徴量作成、モデル構築・精度評価まで実践的に学べる ・AIコース 基礎の習得から、言語処理、深層学習の実装まで身につく内容となっている。 | 専属講師が受講生の目標に沿った、オリジナルのカリキュラムを作成 ・AIコース AI開発の実践的なスキルが身に着くようなカリキュラムを受講生と相談しながら作成 | ・プログラミング教養コース:AI(人工知能)入門 Pythonを使って人工知能をプログラムするスキルを身に付けられる ・プログラミング教養コース:DXプログラミング Pythonを活用したExcelファイルの操作等、DX人材として活躍できるスキルを身につけられる | AIスキルを習得したい目的別に選べる講座内容となっている AIプログラミングを学びたい人 ・ AIアプリ開発講座 ・自然言語処理講座 ・機械学習マスター講座 データ分析を活用したい人 ・データ分析講座 E資格を取得したい人 ・E 資格対策講座 AIをビジネスに活かしたい人 ・ビジネスAI活用講座 ・組織を変えるDX講座 | ・AIコース 人工知能に関するスキルを習得可能。 機械学習ライブラリを使って、オリジナルAIの作成を目指す。 ・Pythonコース 画像解析やデータ分析など、機械学習の基礎の習得が可能。 ・データサイエンスコース 統計学の基礎とデータ分析の手法を学ぶ | ・Python講座 授業は全8回。 Python基礎、関数とオブジェクト指向、Djangoを活用したアプリ開発、ECサイト開発などのスキル習得を目指す。 | ・データサイエンティストコース トータル1年間の長期サポートにより、データサイエンティストとしての就業を目指せる HTML、SQL、Python、機械学習などの基礎を学習後、自主制作を行う | ・AI人材育成長期コース 6か月でデータ分析×AI開発スキルが習得できる。 E資格の受験も可能。 AI人材育成長期コースでは、動画コンテンツが期間無制限で見放題。 | ・Pythonプログラミング講座 Pythonの基本文法から学び、IoTデバイスの制御システムや、機械学習システムの構築ができるスキルの習得を目指す | ・Python基礎コースゲーム制作を通して、短期間で実践的なスキルを習得できる。 ・AIエンジニア養成コース 機械学習・ディープラーニングを学ぶ。 現場経験豊富なAIエンジニアが作成したカリキュラムを使用。 |
受講形式 | 通学/オンライン | オンライン | 通学/オンライン | オンライン | オンライン | 通学/オンライン | 通学/オンライン | オンライン | 通学/オンライン | 通学/オンライン |
料金(税込) | 169,800円~334,800円 | 594,000円~1,287,000円 | 657,800円 | 330,000円~1,078,000円 | 174,900~339,900円 | 237,600円 | 987,800円 | 792,000円 | 24回コース:197,000円 28回コース:222,000円 | 入会金:33,000円 月額:22,000円 教材一括購入の場合 Python基礎コース:187,000円 AIエンジニア養成コース:385,000円 |
給付金活用有無 | 対象外 | 対象外 | 給付金対象 | 一部のコースは給付金対象(AIアプリ開発、データ分析、自然言語処理、E資格対策) | AIコースとデータサイエンスコースは給付金対象 | 給付金対象 | 給付金対象 | 給付金対象 | 対象外 | 対象外 |
受講期間 | 1か月~4か月 | 3か月~12か月 | 2か月半~6か月 | 3か月~9か月 | 1か月~4か月 | 約1か月(サポート期間は最大12か月) | 12か月(学習期間5か月、転職サポート5か月) | 6か月 | 3か月~4か月 | 無期限 |
学習サポート内容 カウンセリング対応時間 | ・13時〜22時(休校日を除く) ・常駐している講師から、ビデオチャットで回答 | ・Q&A掲示板に24時間質問可能 ・30分以内に講師から回答 | チャットで質問し放題(土日を含めた毎日14:00~22:00) | ・チャットで質問し放題。 ・以下時間内で、1回25分のオンラインカウンセリングを実施。 (火)〜(金)17:00 ~ 22:00 (土)〜(月) 12:00 ~ 22:00 | ・チャットサポートで質問し放題(15:00 ~ 23:00) ・週2回、1回30分のビデオチャットでメンターに相談できる | ・通学形式では直接講師に質問可能 ・ラーニングスペースにはインストラクターが常駐 ・オンラインでもチャットを使って質問できる。 | ・5分以内に対面もしくはビデオ通話での質問対応 ・入校~卒業まで同じメンター講師による週2回の個別面談を実施 | ・チャットで講師に質問し放題。 ・週に1~2回、講師との1on1メンタリングあり。 | ・通学形式では直接講師に質問可能 ・オンラインでは授業中は講師に自由に質問可能 | ZoomやSlackで現役エンジニアに質問可能 |
転職サポート | ・無料の転職サポートあり ・副業サポートあり | ・無料の転職サポートあり ・職務経歴書作成や面接サポート、求人紹介可能。 | ・専属のキャリアコンサルタントによる無料の転職サポートあり ・実践的な面接対策も可能 | ・国家資格保有のキャリアコンサルタントによるキャリア相談・転職サポートあり | ・専属のキャリアカウンセラーによるサポートあり(Pythonコース受講の場合) ・登録すれば求人情報を閲覧・応募可能な転職支援サービスあり | ・無料の転職サポートあり ・グループ企業にWeb開発会社とIT専門の人材サービスあるので、IT業界の人材動向に詳しいのが特徴 | ・無料の転職サポートあり ・履歴書・職務経歴書、ポートフォリオ作成、就職先の紹介 | ・dodaのキャリアアドバイザーの転職サポートあり ・AIエンジニア・データサイエンティストに特化した転職支援を受けられる | ・専任のキャリアカウンセラーによる就職・転職サポートあり ・カウンセリングは卒業後も無料で何度も利用可能 ・受講生の90%が未経験から始め、業界就職率は96% | 転職サポートはなし |
公式サイト | https://web-camp.io/courses/python/ | https://www.sejuku.net/courses/ai/?cid=portal_header_toai | https://tech-camp.in/expert/v2 | https://aidemy.net/grit/premium/ | https://techacademy.jp/course | https://www.internetacademy.jp/course/programming/chair_py.html | https://techis.jp/datascience/?referral=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 | https://www.kikagaku.ai/campaign/ | https://www.winschool.jp/guidance/program/python.html | https://techgym.jp/ |
スクール① | DMM WEBCAMP
DMMが運営するオンラインプログラミングスクールです。Pythonが学べるのは、PythonコースとAIコースです。
PythonコースはPythonの基礎から始まり、機械学習、特徴量作成、モデル構築・精度評価まで実践的に学べる内容となっています。
AIコースはAIを基礎から学べる内容となっています。
Pythonの基礎文法から始まり、自然言語処理・深層学習の実装を通して、実践的なスキルが身に付く内容です。
現役エンジニア講師によるチャットでのサポート、週2回25分のメンタリングなど、サポート体制も充実しています。
また、身に付けたスキルを活かして副業をしたい人に向けたサポートも受けられるのが特徴となっています。
受託した案件を納品する前に講師がレビューしてくれるといった、副業サポートが受けられるのは心強いですね。
スクール② | 侍エンジニア
侍エンジニアは、専属講師がマンツーマンでサポートしてくれるのが特徴のスクールです。
講師が受講生の夢や目標に合わせて、完全オーダーメイドでカリキュラムを作成してくれます。
AIコースでは、Python基礎に加えて、チャットボットやスマートスピーカーなどを土台にしたAI実装、実データの機械学習処理、画像解析など幅広いニーズに対応可能となっています。
また、ベストマッチング保証で相性のよい講師を選べるようになっています。
もし担当になった講師が合わなかった場合は、選びなおすことができるのは安心です。
スクール③ | テックキャンプ
YouTuberとしても活躍するマコなり社長が運営しているスクールです。
プログラミングスキルを教養として身に付けたい人向けのコースと、エンジニアとして転職したい人向けのコースがあります。
早くスキルを身につけたい人向けの短期集中スタイルと、仕事をしながら学習できる夜間・休日スタイルを選べるようになっています。
プログラミング教養コースのAI(人工知能)入門では、Pythonを使って人工知能をプログラムするスキルを身に付けられます。
DXプログラミングでは、Excelファイルの操作やWebスクレイピングなど、DX人材として活躍できるスキルが身につく内容です。
スクール④ | Aidemy Premium
AidemyはAIを基礎から学べるPython特化型のプログラミングスクールです。
Pythonによる人工知能プログラミングや、データ分析の実践に特化しているのが特徴です。
未経験でも3か月でAIを使いこなせる人材を目指せるカリキュラムとなっています。
AIアプリ開発講座、自然言語処理講座など、目的に応じて全7講座のオンライン授業が用意されています。
合格率20%の厳しい技術試験をクリアした経験豊富な講師陣が在籍しています。
例えば、データ分析講座では、基礎としてスクレイピングから機械学習、時系列解析等を学びます。
そして応用課題として、タイタニック号の乗客の生存率を予測する課題に取り組むなど、実践に活かせる内容を学ぶことができます。
サポート体制としては、Slackで講師に質問ができて、24時間以内に回答がもらえるようになっています。
また文章だと分かりにくい場合、オンラインカウンセリングも可能です。カウンセリングは1回25分で講師に何でも質問できます。
スクール⑤ | TechAcademy
TechAcademyは現役エンジニアがマンツーマンでサポートしてくれるのが特徴で、Pythonが学べるのはAIコース、Pythonコース、データサイエンスコースとなっています。
Pythonの基礎から機械学習、ディープラーニング、データ分析の手法まで学べます。ほとんどのコースが4~16週間の短期集中プログラムで、学びたいことを集中して学習できるようなコース編成になっています。
サポート体制としては、15:00 ~ 23:00時の間であればチャットで質問し放題。
回答も早く、ペアプログラミングができるのも、現役エンジニア講師ならではの特徴といえるでしょう。
また、転職サポートも充実していて、登録したプロフィールや、身につけたスキルをもとに、受講生にスカウトが届くサービスを無料で利用できます。
スクール⑥ | インターネットアカデミー
日本初のWeb専門スクールとして、実績のあるプログラミングスクールです。
スキルレベルにあわせて講座を選べるようになっており、ライブ形式、マンツーマン形式、オンデマンド形式の授業を受けられます。
Python講座では、基礎から始まり、関数とオブジェクト指向、Djangoを活用したアプリ開発などのスキルが身につくカリキュラムになっています。
IT人材サービスの企業がグループ会社にいるため、IT業界の人材動向についてもアドバイスがもらえるのも特徴です。
オンラインも対応していますが、教室もあり、ラーニングスペースではインストラクターにすぐ相談が可能。
Pythonエンジニア育成推進協会認定スクールとなっているので、高い水準の教育が受けられます。
スクール⑦ | テックアイエス
テックアイエスの本社は愛媛にあり、インドとアメリカにも拠点を持っています。
アメリカの拠点はIT企業の聖地であるシリコンバレーで、そこでもカリキュラム作成が行われています。
シリコンバレーのエンジニアの最新の知識が、カリキュラムに落とし込まれているのが特徴のひとつとなっています。
データサイエンティストコースでは、前提知識0の状態からスタートして、1年間の長期サポートでデータサイエンティストとしての就業をめざせる内容です。
学習内容としては、まず統計の知識の習得から始まります。
その後、Pythonを活用してデータを処理・加工し、適切な分析手法で分析したり、機械学習を使ってAIアプリを作成したりします。
最終的には、自分の取り組みたいテーマで自主制作を行います。
他のスクールと比較してサポート期間が長いのもポイントです。
学習期間6か月+転職サポート6か月の合計1年間、時間をかけてじっくりサポートしてくれます。
スクール⑧ | キカガク
「AI人材になるための動画学習プラットホーム」をコンセプトとしたスクールで、6か月でデータ分析×AI開発スキルが習得できるようになっています。
個人向けのプログラミングスクールだけではなく、500以上の企業研修なども行っている実績があります。
コースはデータサイエンス入門コースやE資格対策コース、画像処理特化コースなど豊富にあります。
PythonやWebの基礎、機械学習などを学べるAI人材育成長期コースを受講すると、他のすべてのコースの動画も無料で閲覧可能になるという特典がついています。
転職サービス「doda」と連携して、AIエンジニア・データサイエンティストに特化した就職サポートが受けられるのも特徴です。
スクール⑨ | Winスクール
全国に50もの教室があり、通学型で講師から直接サポートを受けられます。
教えることに特化した講師が、技術面だけでなくモチベーションコントロールもしてくれます。
講師1人につき、3~5人の少人数制で、不明点がある場合いつでも質問できるので、挫折しにくいようになっています。
Pythonプログラミング講座では、Pythonの基本文法から段階的に学びます。
最終的にはIoTデバイスの制御システムや、機械学習システムの構築ができるスキルの習得を目指します。
スクール⑩ | テックジム
ジムという名の通り、プログラミング力を鍛えるスクールです。
定額制で授業をしないのが特徴で、自力で学べるようにカリキュラムが組まれています。
基本的には自習スタイルですが、不明点はZoomやSlackを使って講師に質問できます。
Python基礎コースではゲーム制作を通して、初心者でも短期間で実践的なスキルを習得できます。
AIエンジニア養成コースでは、機械学習・ディープラーニングを学びます。
現場経験豊富なAIエンジニアが作成したカリキュラムを使用するので、未経験でも最終的に仕事に繋がるスキルの習得が可能です。
全国21か所に教室がありますが、通えない場合はオンラインで教材を一括で購入することも可能です。
どこにいても学習が進められるようになっています。
Python学習のためのスクール選びのポイント
ここからは、スクールを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
選ぶポイントをおさえて、自分に向いているのはどのスクールなのか、検討してみましょう。
カリキュラム
カリキュラムの質が良いかどうか、自分にあっているかどうかは最も重要なポイントです。
未経験者であってもカリキュラム通りに学習をコツコツ進めていけば、習得したいスキルが身につく内容になっていることが大切です。
各スクールでどのようなカリキュラムになっているかを確認するには、無料体験レッスンに参加するのがおすすめです。
スクール入学前に、個別で無料カウンセリングをしてくれるところも多いので、どういったカリキュラムで学習を進めていくのか、確認しておきましょう。
レディメイドのカリキュラムを提供しているスクールと、オーダーメイドのカリキュラムを提供しているスクールがあります。
レディメイドの場合、あらかじめ決められた内容を順序だててこなしていけば、ゴールにたどり着くように作られます。
まったくの初心者で何を学んだらよいか分からない場合はおすすめです。
前提知識が少しでもある人の場合、レディメイドのカリキュラムだと知っている内容が出てくるケースがあります。
学びたい内容が具体的に決まっている場合は、オーダーメイドでカリキュラムを作成してくれるスクールを選ぶのもよいでしょう。
学びたい内容だけを凝縮して学べるので、ゴールに早く到達する可能性が高まります。
オーダーメイドでカリキュラムを作る場合、講師としっかり話し合うことが大切です。
何をやりたいかを具体的に相談することで、理想のカリキュラムで学ぶことができるでしょう。
スクールのサポート体制
学習を継続していくには、途中で挫折しないためのサポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントになります。
分からないことがあったら、講師にすぐ質問や相談ができるかどうかは、チェックしておきましょう。
また、現役エンジニアが講師を担当しているスクールもあります。
実際の働き方や自分の目指す方向性を具体的にイメージできるので、プロのエンジニアのリアルなアドバイスが聞けるのはメリットです。
スキルを身に付けた後に転職を考えている人は、しっかりとした転職サポートも受けられるか、という点を確認しておきましょう。
Aidemy Premiumのように、国家資格保有のキャリアアドバイザーからサポートを受けられたり、キカガクのように、AI人材に特化して転職サポートをしてくれたりするスクールもあります。
費用が予算内に収まるか
スクールに通うための費用についても、検討する際の重要なポイントとなります。
コースによっては高額な場合もありますので、無理せず予算に合わせてスクールを選びましょう。
無金利で分割払いが可能なスクールもありますので、一括払いが難しい場合、ローンを使うのも手です。
トータルの費用と、分割払いができのるかなど、無料カウンセリングの際にしっかり確認しておきましょう。
給付金が使えるか
プログラミングスクールに通う場合、講師にバックアップしてもらえる半面、ネックとなるのが費用です。
選ぶコースや期間によっては、数十万以上かかるものもあります。
実は、給付金制度を使うことで、受講料がキャッシュバックされるケースがあります。
雇用の安定や再就職、働く人のキャリア形成を目的とした「専門実践教育訓練給付金制度」という国の制度があります。
これを利用することで、受講料が非常に安くなることがあるので、確認しておきましょう。
ただしこの給付金は、すべてのスクールで対象というではなく、なおかつ制度を利用するには条件があります。
申請する際は、ハローワークへ行って手続きをすることになります。
自分が給付金を受け取ることができるのか、ハローワークまたはスクールの無料カウンセリングの際などに確認してみるとよいでしょう。
なお、給付金の受給条件としては、以下の通りです。
初めて受け取る場合と、2回目で条件が異なるので注意しましょう。
始めて受給する場合
・受講開始までに通算2年以上の雇用保険に加入している
・企業に在籍中、または離職後1年以内であること
2回目以降に受給する場合
・前回の受講開始日から次の受講開始日まで通算3年以上
・雇用保険に加入していること
無料のプログラミングスクールでPythonが学べる?
ここまでご紹介したPythonが学べるプログラミングスクールは、給付金によって費用が安くなるコースもありますが、基本的に全て有料となります。
しかも、決して安い金額ではないので、できるだけ費用をかけずに学ぶ方法はないかと考える人も多いでしょう。
実は、世の中には無料のプログラミングスクールというものが存在します。
講師の人件費やカリキュラムを作成する労力を考えると、なぜ無料で提供できるのか、不思議に思うかもしれません。
無料のスクールの場合、人材紹介会社と提携している、または、人材紹介会社が直接運営しているケースがほとんどです。
スクールで学んだ受講生を企業に紹介して、就職が決まったら企業から手数料をもらうため、受講生が支払う必要がない、という仕組みになっています。
無料のプログラミングスクールのメリット・デメリット
プログラミングスクールの費用がかからないのは、受講者にとって大きなメリットです。
しかし、無料のプログラミングスクールにはメリットだけではなく、デメリットがあることも認識しておきましょう。
ここで、そのメリットとデメリットについて確認します。
・メリット
・受講料がタダになる
・無料で就職についてのカウンセリングを受けられる
・デメリット
・学びたい言語を学べないことがある
・希望する就職先を紹介してもらえないこともある
・就職できなかったら料金を払わなくてはいけない場合がある
受講料を払わずにスキルを身に付けられて、就職先まで紹介してもらえることは、受講生にとって大きなメリットです。
一方で、人材紹介会社は受講者を企業に就職させることが目的のため、100%希望にそったサポートが受けられない場合もあります。
また、受講後に紹介した企業に就職することを無料の条件としているケースもあります。
就職できなかった・しなかった場合どうなるのか、料金について事前にしっかり確認しておくことが大切です。
Python学習を気軽に始めたい人にはキノクエストプレミアムプランがおすすめ!
ここまでご紹介したとおり、有料のプログラミングスクールは、内容としては十分すぎるくらい充実しているものが多いです。
現役エンジニアによるマンツーマンでのサポートが受けられたり、転職サポートもあったりと、初心者でも安心して受講することができます。
しかし、その一方で費用面では高額になる傾向があります。
給付金を使えれば、費用負担が抑えられますが、全ての人が使えるというわけではありません。
一方、無料のスクールの場合は、初期費用はかからないので始めやすいですが、紹介された企業に就職することが前提となっています。
そのため、スキルを身に付けたいけれど、すぐに転職する予定がない人は利用しづらい面があります。
そこで、もっと安い金額で、気軽にPython学習を始めたいという人には、キノクエストプレミアムプランがおすすめです。
キノクエストは、プログラミング系YouTuberとして登録数16万を超える、キノコードが監修しているオンラインプログラミングスクールです。
キノクエストプレミアムプランは月額11,900円でありながら、入門から実践までレベル別の全10クラスの実践問題を解き放題、さらに解説授業を受講し放題です。
クラスはプログラミング超入門から、ファイナンス分析、機械学習、Webアプリ開発などの実践的なコースまで用意しています。
そのため、Pythonの基礎から実践までを一貫して学習することができます。
しっかりと練られたカリキュラムで、既存の業務の効率化に活かすことも、データサイエンティストやWeb開発エンジニアへの転職も目指せる内容になっています。
学習期間の目安としては、業務効率化クラスは4~5か月、機械学習クラスでは5~7か月、Webアプリ開発クラスで6~7か月となります。
データサイエンティストとして10年の実績がある講師や、全く別業種からエンジニアに転職した講師が在籍しています。
また希望すれば、講師とプログラミングやキャリア相談ができる、お悩み相談会が無料で受けられます。
Python学習を通してキャリアアップやキャリアチェンジをしたいけど、なるべく安く始めたい方は、ぜひキノクエストプレミアムプランの受講を検討してみてください。
キノクエストプレミアムプラン(キノカレッジ)を詳しく知りたい方はこちら
まとめ
社会人がPythonを学習するのにおすすめのスクールを厳選してご紹介しました。
Pythonの知識を身に付けることで、今の業務を効率化させて仕事で成果を上げたり、転職できたりする可能性が高まり、キャリアアップ・年収アップにつながるでしょう。
ご自身のキャリアや目標にあわせて、スクールを選んでみてください。
学び始めるのに遅すぎることはありません。
将来のために、最初の一歩を踏み出しましょう。