C#は、2000年にマイクロソフトが開発したプログラミング言語です。
C#(シーシャープ)は、JavaやPHPよりも後発に作られた、比較的新しいプログラミング言語です。
C#を使えるようになると、Windowsアプリケーションを中心に、webアプリケーションや、iOSアプリ、Androidアプリの開発、そして、ゲームまで開発できるようになります。
JavaやC++と同じ「オブジェクト指向言語」
C#は、JavaやC++と同じ「オブジェクト指向言語」です。
オブジェクト指向言語とは、「データと処理」を1セットとして組み立てていくプログラム手法に適した言語のことです。
C#は、JavaやC++をベースに作られてて、プログラムの記述や実行が簡単になるように改良が加えられています。
そのため、オブジェクト指向言語の中でも初心者向けのプログラミング言語です。
Visual Studio Communityですぐに開発できる
C#を開発したマイクロソフト社の「Visual Studio」というIDEを使えば、すぐにプログラミングを始めることができます。
IDEとは統合開発環境のことで、プログラミングするときに必要なツールを一つにパッケージングしたソフトウェアのことです。
IDEを使えば、プログラムを記述するエディタ、コードのエラーをチェック機能、入力の補完候補機能、ソースコードを管理できたりと便利です。
有償版の「Visual Studio Enterprise」「Visual Studio professinal」もあるのですが、無償版のVisual Studio Communityでも十分な機能が揃っています。
いろいろなものを作れる
C#ではいろいろなものを作れます。
例えば、以前までは、Webアプリケーションとスマホアプリは別々のプログラミング言語で作成する必要がありました。
しかし、現在では、Xamarin(ザマリン)と呼ばれるクロスプラットフォーム開発ができるツールが登場したことによって、C#のみでスマホアプリも開発できるようになりました。
また、C#でゲームも開発できます。
ゲームを開発するツールの「Unity」にて、開発できる言語としてC#があるからです。
C#ができると、Webアプリ、スマホアプリ、ゲーム開発まで、いろいろなものを作ることができるようになります。
CSS、JavaScript、Java、PHP、プログラミング言語については別で解説します。
ぜひご参考ください。