JVMとは?|JVMの役割や仕組みについて3分でわかりやすく解説

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 JVMについて説明をします。

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JVMとは、Java Virtual Machineの略で、Java仮想マシンとも言われます。
JVMは、JavaなどのJVM言語を、パソコンが読み取ることができる機械語に変換するソフトウェアのことです。

JVM言語

JVM言語とはなんでしょうか?
JVM言語とは、JVMで動作するプログラミング言語のことです。
JVM言語の有名なのは、Java以外にScala、Kotlinがあります。
それぞれに相互運用性があることも特徴です。例えばKotlinから、Javaで作られたコードを呼び出すことができます。

JVMの役割

具体的にJVMはどのような役割をするのでしょうか?
Javaプログラムが書かれたソースコードがあったとします。
ソースコードをコンパイラによって、バイトコードと呼ばれるものに変換します。
このバイトコードをJVMが機械語に変換します。
この機械語をOSが読み取り、コードが実行されます。
JVM言語の場合、JVMがOSにインストールされていれば、OSがmacOSでも、Windowsでも、Linuxでも実行することができます。
ちなみに、バイトコードのことを、バイナリコードといったり、中間コードといったりします。
また、機械語のことを、ネイティブコードといったりもします。

JVMの役割

JDKとJRE

JVMと似た言葉として、JRE、JDKがあります。
JVMは機械語に変換するソフトウェアです。
JREとは、Java Runtime Environmentの略で、Javaを実行させるために必要なソフトウェアです。JVMはJREに含まれています。
JDKとは、Java Development Kitの略で、Javaでプログラムを開発するために必要なソフトウェアです。JREはJDKに含まれています。
つまり、JDKをインストールしてしまえば、JREもJVMも使えるようになります。

JDKとJRE

コンパイラについては別で解説します。
 

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