【毎日Python】Pythonでデータフレームから箱ひげ図を作成する方法｜DataFrame.plot.box

Pythonで箱ひげ図を作成する方法です。
使用するのはPythonのpandasライブラリのplot.boxメソッドです。
Pythonにはmatplitlibというライブラリがありますが、pandasのplotメソッドでも簡単にグラフ作成を行うことができます。

import pandas as pd
import numpy as np
import random

このようなデータフレームを使用します。

data = np.random.randint(10, 100,(9, 3))
col= ['A', 'B', 'C']
df = pd.DataFrame(data=data,columns=col)
df

実行結果：

まず、引数に何も指定せず実行します。
箱ひげ図を作成することができました。
箱ひげ図では、一番上の線を最大値、一番下の線を最小値、中央の線を中央値といいます。
また、箱の両端は、それぞれ上の中央値・下の中央値を示します。
丸は外れ値といって値に含まれません。

df.plot.box()

実行結果：

次に、平均値も表示させてみましょう。
引数showsmeansにTrueを指定して実行します。
三角マークで平均値を表示させることができました。

df.plot.box(showmeans=True)

実行結果：

最後に、箱ひげ図を横向きに表示させてみましょう。
引数vertにTrueを指定して実行します。
横向きの箱ひげ図を作成することができました。

df.plot.box(vert=False)

実行結果：