【テクノロジー教養】One to One マーケティングとは

用語解説

こんにちは。キノコードです。

本日はテクノロジー教養として、One to One マーケティングについて解説をします。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

One to Oneマーケティングについて

前回の動画で、「MAツールがあれば、One to Oneマーケティングを実現できる」と解説をしました。

では、このOne to Oneマーケティングとはなんでしょうか?

どんな特徴があるのでしょうか?

One to Oneマーケティングとは

wikiによると、One to Oneマーケティングとは「企業マーケティング活動を行っていく際に、顧客一人ひとりの趣向や属性などを基とした上で、顧客に対して個別にマーケティングを行っていくという方法である」とあります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ワントゥワンマーケティング

これだけだとわかりにくいですよね。

例えで、アパレルのECサイトのメールマーケティングを例に説明をします。

まずは全配信についてです。

これはすべてのユーザーに対して、一律、同じメール内容を配信するものです。

例えば、Tシャツが欲しいユーザーに対して、パンツの特集のメールが送られてきても嬉しくありませんよね。

当然、購入してくれる確率は下がってしまいます。

次に、セグメント配信です。

これは、職種であったり、年収であったり、地域であったりとセグメントを作って配信するものです。

例えば、Tシャツが欲しいユーザーに、Tシャツの特集を送ると購入率があがりますよね。

セグメント配信は全配信に比べて購入率が高く、優れたマーケティングの手法です。

例えば、セグメントの数が多くなると、手動でメール配信をするのは大変になります。

セグメントの数だけ特集のメールを作らなければなりません。

購入率はあがりますが、工数、つまり人件費がかかります。

稼働対効果を見極めなければなりません。

そこでOne to One配信です。

例えば、昨日、Aさんが閲覧したTシャツをリマインドする、他にも、カートに入れっぱなしを通知する、昨日閲覧したTシャツが値下げされたらメール配信するなど。

Aさんの行動履歴などにあわせた配信をします。

当然、購入率は全配信に比べて格段にあがります。

他にも、会員登録から経過時間にあわせたステップメールを送ったり、普段メールを開封する時間にあわせた配信、個人に対してのおすすめのメール配信など、マーケティング施策の幅が広がります。

1人ひとりにメールを送ると購入率は高くなります。

しかし、いくら時間があっても足りなくなります。

会社が回らなくなってしまいます。

しかし、テクノロジーを活用することにより、このOne to Oneが実現できるようになります。

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