Oracle Databaseとは?|Oracle Databaseとは何か、特徴などを3分でわかりやすく解説します【データベース初心者向け】

【用語解説】データベース

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、Oracle Databaseについて説明をします。

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この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード

テクノロジーアンドデザインカンパニー合同会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

Oracle Databaseとは?

Oracle Databaseとは、アメリカにあるOracle社が開発・提供している有償のRDBMSです。
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)とは、リレーショナルデータベースを管理するためのソフトウェアのことです。
非オープンソースのソフトウェアなので、再開発や再配布はできません。
DB-Enginesのデータベースシェア調査では、Oracleのシェアは現在第一位です。
個人や小さなチームで使う小規模開発向きではありません。
民間企業や公的機関が大規模開発をする場合に使用されることが多いです。

豊富な機能

Oracle DatabaseはMySQLやPostgresqlのような無料で使えるデータベースに比べ、とても機能が豊富です。
例えばDiagnostics Pack(ダイアグノスティクス)というものがあります。
これはいわゆる「性能改善対策」のためのオプション機能です。
Oracle Databaseの過去〜現在までの蓄積されたパフォーマンスデータを元に、どんな改善が可能かを診断することができます。
また、SQLにもOracle Databaseにしかない便利な機能が多いです。
例えば仮想列というものがあります。
テーブルのカラムに対して直接計算処理を入れることで、表示専用のカラムとして表示させることができる機能です。
Oracle DatabaseはOracle独自の機能がとても多いので、使いこなせるようになるととても便利です。

ライセンスが高額

Oracle Databaseは非常に高価です。
どのライセンス形態を選択するかによって値段は大幅に変わってきます。
比較的小規模な開発の場合、Standard Editionで1ユーザーあたり42,000円、Enterprise Editionなら114,000円です。
大規模開発でEnterprise Editionを使うとなると、570万円必要です。
中々個人では手を出しにくい価格ですが、Oracleは個人の勉強用途であれば、無償利用を許可しています。
そのため勤め先でOracleを使用するから、まずは家でOracleに触れてみたいといった場合でも問題ありません。

Oracle公式認定資格

Oracleには「ORACLE MASTER」という資格があります。
ORACLE MASTERは日本オラクル社が運営している「Oracleを管理する能力があることを証明する資格」です。
難易度別に「Bronze」「Silver」「Gold」そして「Platinum」に分かれています。
上位資格は非常に難易度が高く、Platinum保有者は日本に約120人程しかいません。

MySQL、Oracleについては別で解説します。

ぜひご参考ください。

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