IoTとは?|あらゆるものがインターネットに接続されている未来。その数は2020年までに208億個。IoTを3分でわかりやすく解説します

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 IoTについて説明をします。

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IoTとは、「Internet of Things」の略称です。
直訳すると「モノのインターネット」で、様々なモノがインターネットに接続されることを指します。
従来、インターネットに接続される端末はパソコンやサーバーなどの通信機器だけでした。
それが近年、スマホやタブレットなども接続されるようになり、ついには通信に関係のないモノまで接続されることになりました。
2020年までに、IoTデバイスの数は208億個に到達すると言われています。
この数は、現在インターネットに接続されているパソコンやスマホなどの端末台数の約3倍です。

IoTができること

モノがインターネットにつながると、何ができるのでしょうか?
パソコンやスマホと同様に、モノがセンサー機能や通信機能を持つようになります。
それにより、監視、保全、遠隔制御などがより便利にできるようになります。
家庭を例にご紹介します。
カメラは、留守中の家で不審な動きを察知したら録画を開始してくれます。(監視)
エアコンは、自動で最適な温度や湿度を保ってくれます。(保全)
炊飯器は、帰宅時間に合わせてスマホを使って起動させることができます。(遠隔制御)
また、IoTは、単に人の生活を便利にするだけでなく、少子高齢化を補填するという社会的役割もあります。
仕事場で、今まで人が行っていた作業をモノが代替するようになれば、働き手が減っても大丈夫です。
例えば、介護ロボットやモノの自動化のおかげで、介護者がいない高齢者でも快適に過ごすことができるようになります。

IoTを支える技術

IoTには「5G」と「LPWA」の技術が不可欠です。
5Gとは、2020年春に導入される予定の次世代通信です。
5Gは、「高速」「多接続」「低遅延」という特徴を持ちます。
この特徴は、IoTの中でも自動運転の分野で特に役立ちます。
5Gのおかげで、多くの車がリアルタイムで目の前の状況を正確に把握し、安全に運転を行うことができるのです。
LPWAは、無線通信規格の一種です。
速度は遅いものの、電力消費が少ないという特徴があります。
もし、家庭にあるすべてのモノが常時インターネットに接続されたら、莫大な電力が消費されます。
そうならないために、家電などの緊急性を要さないモノは低電力のLPWAを使用することが推奨されます。
精密さが求められる分野は5G、そうではない分野はLPWAを使用することで、無駄なく効率的にIoTを運用することができます。

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