GCPとは?|クラウドサービスのGCP(Google Cloud Platform)について特徴をまじえて3分でわかりやすく解説します

用語解説

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 GCPについて説明をします。

▼ YouTube動画はこちらからどうぞ。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード

テクノロジーアンドデザインカンパニー合同会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

GCPとは?

GCPとは、Googleが提供しているクラウドサービスです。正式名称は「Google Cloud Platform」です。
クラウドサービスとは、インターネットを通して、データやアプリなどを提供するサービスのことです。
クラウドサービスは、簡単にいうと、自分のパソコンにインストールするものではありません。
アカウントをもっていれば、どの端末からでもサービスを利用できるものがクラウドサービスです。
GCPはGoogleが社内で使っているテクノロジーをそのまま借りられるクラウドサービスです。
ちなみに、GCPに似たクラウドサービスにAWSやAzureなどがあります。AWSはAmazonが、AzureはMicrosoftが提供しています。

クラウドサービスの種類

クラウドサービスには、IaaS(イアース)、PaaS(パース)、SaaS(サース)の3つがあります。
これらは、提供する内容が異なります。
IaaSは、インターネット回線などのネットワーク、ハードディスクなどのストレージ、CPUやメモリなどを提供するサービスのことです。
これは、OSなどが入っていない空のコンピューターを貸し出すイメージです。
PaaSは、IaaSの内容に加えて、OSやデータベースなどのミドルウェアがインストールされているサービスのこと。
SaaSは、PasSの内容に加えて、アプリケーションを提供するサービスのことです。
GCPは、この中でもIaaS、PaaSに当たります。
Googleが提供するSaaSには、G Suite(ジースイート)があります。

GCPのメリット

GCPは人工知能開発に向いています。
Googleは、人工知能の中でもディープラーニングの開発に使われる「TensorFlow」というライブラリを開発しています。
ディープラーニングとは機械に大規模なデータを渡して学習してもらう「機械学習」の一つです。機械に学習させることで、新しく入力されたデータを分類、識別することが主な目的です。
GCPは「TensorFlow」との親和性が高く、これを使用した開発に適してると言えます。
GCPはビッグデータの解析でもパワーを発揮します。
ビッグデータとはシステムのログや、機械学習のための大規模データなど、一般的なデータベースでは扱うのが困難なほど大量なデータのことです。
検索エンジンの開発から始まったGoogleは、検索性能の向上に欠かせなかったビッグデータを活用する技術に長けています。

GCPのデメリット

GCPは日本ではまだAWSほど馴染みのあるクラウドサービスではありません。
また、サービス自体が英語だったり、日本語の情報が少ないという難点があります。

KinoCode チャンネル

YouTubeで毎日動画配信しています。
動画は3分間なので、
 ・通勤時間
 ・お昼休み
 ・お手すきのとき
 ・寝る前
など手軽に視聴できます。
 
ちょっとしたインプットにどうぞ!
 
▼チャンネル登録はこちらからどうぞ。
未経験からはじめるPython学習「キノクエスト」 キノクエスト
  • スキルアップしたいけど何からはじめればよいかわからない…
  • プログラミングスクールに入りたいけど料金が高い…
  • プログラミングを学んでも業務やキャリアに活かせるか不安…

キノクエストは、このような悩みを持つ方にぴったりのプログラミング学習サービスです。
国内最大級のプログラミング学習系YouTubeチャンネル「キノコード」が提供しているから、未経験者にもわかりやすく質の高い学習体験を実感していただけます。

キノクエスト