Pythonでファイルの読み込み、保存をする方法です。
使用するのはPythonのnumpyライブラリのloadtxt、savetxt関数です。
なお、この関数が使用できるのは2次元配列までです。
import numpy as np
このような2次元配列を使用します。
a = np.random.randn(2, 3)
a
まず、savetxt関数を使用して、配列を保存しましょう。
引数にファイル名と配列を指定します。
ファイル名をtest.csvとして、2次元配列aをcsvファイルに保存します。
実行します。
np.savetxt('test.csv', a)
test.csvが作成されました。
中身を確認してみましょう。
配列が保存されています。
なお、デフォルトでは値と値の間はスペースで区切られています。
また、引数fmtで値の書式を指定できます。
ファイル名をtest1.csvとして、2次元配列aを小数点以下2桁で保存します。
実行します。
np.savetxt('test1.csv', a, fmt='%.2f')
test1.csvが作成されました。
中身を確認してみましょう。
配列が小数点以下2桁で保存されています。
次に、loadtxt関数を使用して、ファイルを読み込んでみましょう。
引数にファイル名を指定することで、ファイルを読み込むことができます。
実行します。
np.loadtxt('test.csv')
test.csvを読み込むことができました。
なお、似た関数にsave関数、load関数があります。
これらの関数は3次元以上の配列も扱うことができますが、numpy独自のファイル形式になります。