NEW【Python超入門講座】07.データ型|データの種類と確認方法【プログラミング初心者向け】

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こんにちは。
キノコードです。
この動画ではPythonの「データ型」について説明します。
データ型とは、データの種類のことです。
この動画では、数値型、文字列型、ブール型について説明します。

数値型

それではまず、数値型について説明します。
数値型には、整数の「int型」、小数点の「float型」があります。
Pythonのプログラムを書いて、みていきましょう。

num01 = 123
num02 = 1.23

print(num01)
print(num02)

num01には、整数の123を代入。
num02には、小数の1.23を代入します。
実行してみましょう。

実行結果:

123
1.23

表示されました。

Pythonのデータ型は、type(タイプ)を使用して確認する事が出来ます。
typeの丸括弧の中にnum01を入れて、それをprintでくくりましょう。

num01 = 123
num02 = 1.23

print(type(num01))
print(type(num02))

実行してみます。

実行結果:

<class 'int'>
<class 'float'>

intとfloatが表示されました。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

文字列型

次に、文字列型について説明します。
文字列型は「string型」ともいいます。
string_aという変数を作って、そこへ文字列を代入してみましょう。

string_a = "Hello,World!"

print(string_a)
print(type(string_a))

ダブルクォーテーションで「Hello,World!」の文字列をくくります。
string_aの中身を表示させ、あわせて、データの種類を表示させてみましょう。
実行してみましょう。

実行結果:

Hello,World!
<class 'str'>

「Hello,World!」と 文字列型を意味する「str」が表示されました。

ブール型

最後に、ブール型です。
ブール型は、Boolean型(ブーリアン型)という真偽値を表す型のことです。
つまりブール型は、正しいか正しくないか、を表すためのデータ型です。
正しければTrue、正しくなければFalseのどちらか1つを持ちます。

例えば、「10>1」は正しいです。
よって、これはTrueです。
逆に「10<1」は誤りです。
よって、これはFalseです。

コードを書いてみていきましょう。

bool01 = 10 > 1
print(bool01)

変数bool01に、10>1を代入し、表示してみましょう。
実行します。

実行結果:

True

これは正しいので、Trueが表示されました。

bool02 = 10 < 1
print(bool02)

今度は変数bool02に、10<1を代入し、表示してみましょう。
実行します。

実行結果:

False

これは誤りなので、Falseが表示されました。

print(type(bool01)) 
print(type(bool02)) 

では、bool01、bool02のデータの種類を確認してみましょう。
実行します。

実行結果:

bool
bool

どちらもboolと表示されました。

ちなみに、TrueとFalseは、先頭が大文字です。
小文字のtrue、falseではないので注意しましょう。

これだけだと、ブール型が使われる意味が理解しづらいですよね。これからの「レッスン11 条件分岐」を学習するとイメージできると思います。
今は、「ブール型というデータ型があるんだ」という程度の理解でOKです。

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まとめ

この動画で学んだことをまとめます。

  • データ型とは変数に入れるデータの種類のことです。
  • 整数型(int)、小数型(float)、文字列型(str)、ブール型(bool)などがあります
  • type関数を使用することで、変数に格納されているデータの型を確認することができます

それでは次の動画でお会いしましょう。

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