こんにちは。
キノコードです。
この動画ではPythonの「データ型」について説明します。
データ型とは、データの種類のことです。
この動画では、数値型、文字列型、ブール型について説明します。
数値型
それではまず、数値型について説明します。
数値型には、整数の「int型」、小数点の「float型」があります。
Pythonのプログラムを書いて、みていきましょう。
num01 = 123
num02 = 1.23
print(num01)
print(num02)
num01には、整数の123を代入。
num02には、小数の1.23を代入します。
実行してみましょう。
実行結果:
123
1.23
表示されました。
Pythonのデータ型は、type(タイプ)を使用して確認する事が出来ます。
typeの丸括弧の中にnum01を入れて、それをprintでくくりましょう。
num01 = 123
num02 = 1.23
print(type(num01))
print(type(num02))
実行してみます。
実行結果:
<class 'int'>
<class 'float'>
intとfloatが表示されました。
文字列型
次に、文字列型について説明します。
文字列型は「string型」ともいいます。
string_aという変数を作って、そこへ文字列を代入してみましょう。
string_a = "Hello,World!"
print(string_a)
print(type(string_a))
ダブルクォーテーションで「Hello,World!」の文字列をくくります。
string_aの中身を表示させ、あわせて、データの種類を表示させてみましょう。
実行してみましょう。
実行結果:
Hello,World!
<class 'str'>
「Hello,World!」と 文字列型を意味する「str」が表示されました。
ブール型
最後に、ブール型です。
ブール型は、Boolean型(ブーリアン型)という真偽値を表す型のことです。
つまりブール型は、正しいか正しくないか、を表すためのデータ型です。
正しければTrue、正しくなければFalseのどちらか1つを持ちます。
例えば、「10>1」は正しいです。
よって、これはTrueです。
逆に「10<1」は誤りです。
よって、これはFalseです。
コードを書いてみていきましょう。
bool01 = 10 > 1
print(bool01)
変数bool01に、10>1を代入し、表示してみましょう。
実行します。
実行結果:
True
これは正しいので、Trueが表示されました。
bool02 = 10 < 1
print(bool02)
今度は変数bool02に、10<1を代入し、表示してみましょう。
実行します。
実行結果:
False
これは誤りなので、Falseが表示されました。
print(type(bool01))
print(type(bool02))
では、bool01、bool02のデータの種類を確認してみましょう。
実行します。
実行結果:
bool
bool
どちらもboolと表示されました。
ちなみに、TrueとFalseは、先頭が大文字です。
小文字のtrue、falseではないので注意しましょう。
これだけだと、ブール型が使われる意味が理解しづらいですよね。これからの「レッスン11 条件分岐」を学習するとイメージできると思います。
今は、「ブール型というデータ型があるんだ」という程度の理解でOKです。
宣伝
この動画のまとめの前に宣伝です。
キノコードのe-ラーニングサービス「キノクエスト」には、Pythonを学べるコースがあります。
Pythonの基礎からWebアプリ開発、生成AIの活用方法、DXの進め方、機械学習まで幅広く学習できます。キノクエストの紹介ページがあります。 YouTube概要欄をご確認ください。
まとめ
この動画で学んだことをまとめます。
- データ型とは変数に入れるデータの種類のことです。
- 整数型(int)、小数型(float)、文字列型(str)、ブール型(bool)などがあります
- type関数を使用することで、変数に格納されているデータの型を確認することができます
それでは次の動画でお会いしましょう。