【こつこつPython】Pythonでステムグラフ(ステムプロット)を作成する方法|matplotlib.pyplot.stem

stemサムネイル
こつこつPython

Pythonでステムグラフを作成する方法です。
使用するのはPythonのmatplotlibライブラリのstem関数です。
ステムグラフは散布図と棒グラフを合わせたようなグラフです。

import matplotlib.pyplot as plt

このようなデータを使用します。

x = [0, 1, 2, 3, 4, 5]
y = [2, 4, 6, 2, 8, 6]

まず、stem関数を使用してステムグラフを作成してみましょう。
引数にx座標の値とy座標の値を指定します。
実行します。

plt.stem(x, y)
plt.show()

ステムグラフを作成できました。
ステムグラフは散布図に対して、座標の位置を明確に示したい時に使用されます。

また、線やマーカーのフォーマット、ベースラインの位置を変えることもできます。
まず、線のフォーマットを変えてみましょう。
引数linefmtに":"(コロン)を指定します。
実行します。

plt.stem(x, y, linefmt=":")
plt.show()

実線を点線に変更できました。

次に、マーカーの色を変えてみましょう。
引数markerfmtに色とスタイルを指定します。
matplotlibのカラーサイクルの1番目を指定する"C1"(シーワン)と、逆三角形を指定する"v"(ブイ)を続けて指定します。
実行します。

plt.stem(x, y, linefmt=":", markerfmt="C1v")
plt.show()

マーカーの色とスタイルを変更できました。

最後に、ベースラインの位置を変えてみましょう。
引数bottomにベースラインを引くy座標を指定します。

plt.stem(x, y, linefmt=":", markerfmt="C1v", bottom=2)
plt.show()

ベースラインの位置を変更できました。

未経験からはじめるPython学習「キノクエスト」 キノクエスト
  • スキルアップしたいけど何からはじめればよいかわからない…
  • プログラミングスクールに入りたいけど料金が高い…
  • プログラミングを学んでも業務やキャリアに活かせるか不安…

キノクエストは、このような悩みを持つ方にぴったりのプログラミング学習サービスです。
国内最大級のプログラミング学習系YouTubeチャンネル「キノコード」が提供しているから、未経験者にもわかりやすく質の高い学習体験を実感していただけます。

キノクエスト