こんにちは。キノコードです。
本日はテクノロジー教養として、One to One マーケティングについて解説をします。
One to Oneマーケティングについて
前回の動画で、「MAツールがあれば、One to Oneマーケティングを実現できる」と解説をしました。
では、このOne to Oneマーケティングとはなんでしょうか?
どんな特徴があるのでしょうか?
One to Oneマーケティングとは
wikiによると、One to Oneマーケティングとは「企業マーケティング活動を行っていく際に、顧客一人ひとりの趣向や属性などを基とした上で、顧客に対して個別にマーケティングを行っていくという方法である」とあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ワントゥワンマーケティング
これだけだとわかりにくいですよね。
例えで、アパレルのECサイトのメールマーケティングを例に説明をします。
まずは全配信についてです。
これはすべてのユーザーに対して、一律、同じメール内容を配信するものです。
例えば、Tシャツが欲しいユーザーに対して、パンツの特集のメールが送られてきても嬉しくありませんよね。
当然、購入してくれる確率は下がってしまいます。
次に、セグメント配信です。
これは、職種であったり、年収であったり、地域であったりとセグメントを作って配信するものです。
例えば、Tシャツが欲しいユーザーに、Tシャツの特集を送ると購入率があがりますよね。
セグメント配信は全配信に比べて購入率が高く、優れたマーケティングの手法です。
例えば、セグメントの数が多くなると、手動でメール配信をするのは大変になります。
セグメントの数だけ特集のメールを作らなければなりません。
購入率はあがりますが、工数、つまり人件費がかかります。
稼働対効果を見極めなければなりません。
そこでOne to One配信です。
例えば、昨日、Aさんが閲覧したTシャツをリマインドする、他にも、カートに入れっぱなしを通知する、昨日閲覧したTシャツが値下げされたらメール配信するなど。
Aさんの行動履歴などにあわせた配信をします。
当然、購入率は全配信に比べて格段にあがります。
他にも、会員登録から経過時間にあわせたステップメールを送ったり、普段メールを開封する時間にあわせた配信、個人に対してのおすすめのメール配信など、マーケティング施策の幅が広がります。
1人ひとりにメールを送ると購入率は高くなります。
しかし、いくら時間があっても足りなくなります。
会社が回らなくなってしまいます。
しかし、テクノロジーを活用することにより、このOne to Oneが実現できるようになります。