私は、プログラミング学習において、基礎学習を繰り返すのは危険だと考えています。
この動画では、その理由について説明をしたいと思います。
この記事の信頼性と私のプロフィール
この記事は、Youtubeにて日本最大級のプログラミング教育のチャンネルを運営しているキノコードが執筆、監修しています。
私自身は、2012年からプログラミング学習を始め、2019年以降はプログラミング教育に携わってきた専門家です。
他にも、私には下記のような実績や専門性があります。
- キノコードは毎月10名以上、合計100名以上ののプログラミング学習者と1対1でお悩みを聞き、アドバイスをしています
- キノコード自身は、プログラミングスクールに通ったり、本や有料の動画で勉強してきた経験もあります
- キノコードは、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営しています
- また本の出版、プログラミング雑誌への寄稿の実績があります
なぜ作りたいものを作り切ったほうが良いか?
別の動画、「プログラミングが上達する、たった1つのコツ」で詳しく説明をしましたが、プログラミング上達では、「作りたいものを決める」ということが大切だと説明しました。
それに加えて、その作りたいものを、理屈はさておき作り切ってみることが大切だと考えています。
では、なぜ、作りたいものを作り切ってしまった方が良いのでしょうか?
理由は、
・知識が不足している部分がわかる
・不足している部分を学習することで、無駄なく学習ができる。
・基礎的な勉強を繰り返すことがなくなる。
・作りたいものを作れたら、次なるモチベーションになる
といった理由があるからです。
わからないことがあれば、その都度調べて、理解すればいいです。
調べてもわからなければ、「そういうルールなのだ」と思っておけばよいです。
いつかわかる時がくるはずです。
そのぐらいの軽い気持ちで学習を進めたほうが良いと考えています。
プログラミングの基礎学習を繰り返すとどうなるか?
基礎的な学習を繰り返すデメリットは、
・すでにわかっている学習を繰り返してしまう。
・何のために勉強しているのかわからなくなる。
・実践的な技術が身につかない
といったものです。
以上のようなデメリットを回避するために、作りたいものを作り切った方が良いと考えています。
ただし、プログラミングの初学者ではなく、プログラミングをこれから始めようとするプログラミング未経験者である場合は、いきなり作りたいものを作るのは難しいです。
プログラミング未経験者であれば、まずは、プログラミングの基礎を終わらせましょう。
キノコードでいうと、プログラミング超入門講座などがそれです。