ここでは、「プログラミングはこれからの時代に必要なの?」という疑問点にお答えします。
DXとは何か?
デジタルトランスフォーメーションという言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、経済産業省の定義で言うと「データやデジタル技術を駆使して、ビジネスに関わるすべての事象に変革をもたらす」ことです。
デジタルトランスフォーメーションは、DXとも呼ばれています。
DXとITの違い
DXはIT化とは違います。
例えば、ウェアラブルデバイスを作っている会社が、そのデータを使って保険事業をやる。
コンビニがICや画像認識カメラを使って無人コンビニを作る。
などがその事例です。
トランスフォーメーションとは、形が変わることですよね。
つまり、既存事業が、データやデジタル技術を使って、新しい事業に変わることをいいます。
IT化は既存事業の延長線上にあるもの。
DX化は延長線上にないものといってもいいかもしれません。
そして、今の我々の時代の最大の命題は「どう既存事業をDX化できるか?」であるとも言われています。
つまり、新規事業なんて考えなくていいから、DX化を考えりゃいいんだってことです。
また、DX化できる会社が生き残り、DX化できない会社は生き残れないともいっていもいます。
そのぐらいDXは、今の時代に大切なことです。
プログラミングとDX
改めてDXについて解説をすると、データやデジタル技術を駆使する必要があります。
データはテクノロジーで収集して、デジタル技術はテクノロジーでできています。
テクノロジーは、IT技術で作られているものです。
そして、IT技術の根幹の1つがプログラミングです。
私自身の経験上、プログラミングをやる前と後では、テクノロジーの理解がグッと深まりました。
何もプログラマーやエンジニアにならなくても、企画職の人、マーケティングの人、事務職の人であっても、プログラミングを理解しておくと良いと思います。
教養としてのプログラミングです。
そうすることで、新しいアイディアが思い浮かびますし、既存業務の改善策を思いつくかもしれません。
また自動化のアイディアだってご自身で実現できるかもしれません。
これから時代は、キャリアにプログラミングを掛け算すると、非常に強い人材になると考えています。
そういった理由から、プログラミングは、これからの時代に必要だと私は考えています。