Pythonで配列の合計値、分散、標準偏差を取得する方法です。
使用するのはPythonのnumpyライブラリのsum、var、std関数です。
import numpy as np
このような2次元配列を使用します。
a = np.array([[1, 2, 3, 4], [5, 6, 7, 8]])
a
まず、sum関数を使用して、配列の合計値を取得してみましょう。
引数に合計値を求めたい配列を指定します。
実行します。
np.sum(a)
配列aの合計値を取得できました。
また、sum関数はデフォルトでは配列全体の合計値を取得します。
引数axisに0を指定すると、各列の合計値を取得できます。
実行します。
np.sum(a, axis=0)
配列aの各列の合計値を取得できました。
引数axisに1を指定すると、各行の合計値を取得できます。
実行します。
np.sum(a, axis=1)
配列aの各行の合計値を取得できました。
次に、var関数を使用して、配列の分散を取得してみましょう。
引数に分散を求めたい配列を指定します。
実行します。
np.var(a)
配列aの分散を取得できました。
最後に、std関数を使用して、配列の標準偏差を取得してみましょう。
引数に標準偏差を求めたい配列を指定します。
実行します。
np.std(a)
配列aの標準偏差を取得できました。