【毎日Python】Pythonでオブジェクトの合計値を算出する方法|sum

Pythonで合計を算出する方法です。
使用するのは、Pythonの組み込み関数のsum関数です。

まず、このようなリストで試してみましょう。
引数にリストを指定して実行します。
リストの各要素の合計を算出することができました。

l = [1,2,3,4,5]
sum(l)

実行結果:

15

次に、タプルでも試してみましょう。
タプルでも各要素の合計を算出することができました。

t = (1,2,3,4,5)
sum(t)

実行結果:

15

次に、辞書で試してみましょう。
実行します。
キーの合計が算出されました。
辞書の場合、このようにデフォルトではキーが算出されます。

d = {1:100, 2:200, 3:300}

実行結果:

sum(d)

値の合計を算出したい場合には、valuesメソッドを使用します。

sum(d.values())

実行結果:

600

なお、sum関数では、要素が文字列のデータを指定した場合はエラーになります。

また、sum関数は、Pandasライブラリのsumメソッドとは異なるものです。
sumメソッドは、データフレームの列ごと・行ごとの合計、シリーズの各要素の合計を算出することができます。

▼ データフレーム

import pandas as pdp

df = pd.DataFrame({'kino':[1,2,3],'code':[4,5,6]})
df

列ごと

df.sum()

実行結果:

kino     6
code    15
dtype: int64

行ごと

df.sum(axis = 1)

実行結果:

0    5
1    7
2    9
dtype: int64

▼ シリーズ

ser = pd.Series([1,2,3])
ser
sum(ser)

実行結果:

6

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