こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 スパムメールについて説明をします。
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スパムメールとは、受信者の承諾なしに送信される電子メールのことをいいます。
スパムメールは主に広告や宣伝を目的としています。
近年はSNSでもスパムメールの被害が増えています。
スパムの由来は、アメリカの食品会社が製造している豚肉の缶詰の商品名です。
この缶詰の「スパム」を連呼するCMを流していたことから、しつこく届くメールのことをスパムメールと呼ぶようになったといわれています。
スパムメールの種類
スパムメールは架空請求や、出会い系、サービスの紹介など様々な種類があります。
メールの本文に含まれている広告をクリックさせて広告収入を得ることを目的としているものもあります。
また、SNSでも同様のスパムがあります。
偽の広告リンクを開いて不審なアカウントと連携してしまうという被害があります。
そのため、知らない間に自分のアカウントでスパムを拡散してしまう場合もあります。
スパムメールの対策
スパムメールの対策を3つ紹介します。
1つめは、不審なメールやメッセージは削除するということです。
本文中にリンクのURLがあっても、クリックしてはいけません。
マルウェアに感染させるためのWebページにアクセスされてしまうことも考えられます。
マルウェアとは、不具合を起こすことを目的に作られたソフトやプログラムのことをいいます。
また、リンクをクリックしたことをスパムメールの送信者に知られることで、大量のスパムメールが送り付けられてくる原因につながります。
身に覚えのない送信者や、メールの内容の場合は削除しましょう。
2つめは、添付ファイルは開かないということです。
添付ファイルを開くことで、マルウェアに感染したり、コンピューターを乗っ取られる可能性があるからです。
その結果、他人にスパムメールを送ってしまったり、自分自身もスパムメールを受け取り続ける原因につながります。
添付ファイルを開く際は、送信元が知人であることを必ず確認しましょう。
3つめはセキュリティソフトを使用するということです。
セキュリティソフトを導入することで、マルウェアの侵入を阻止できる可能性が高まります。
近年のマルウェアは、画面上の見た目では感染が分りづらいことも多くなっています。
セキュリティソフトを常に最新バージョンにしておくことで、既知のマルウェアを防ぐことができます。
セキュリティ対策、サイバー攻撃については別で解説します。