【こつこつPython】PythonでFigureオブジェクトを作成する方法|matplotlib.pyplot.figure

PythonでFigureオブジェクトを作成する方法です。
使用するのはPythonのmatplotlibライブラリのfigure関数です。
Figureオブジェクトは、グラフの描画領域全体のことだと考えるとわかりやすいです。

import matplotlib.pyplot as plt

このようなデータを使用します。

x1 = [1, 2, 3, 4, 5]
y1 = [1, 2, 3, 4, 5]

まず、figure関数を使用してFigureオブジェクトを作成してみましょう。
実行します。

plt.figure()

Figureオブジェクトを作成できました。
Figureオブジェクトの大きさは、デフォルトでは横432ピクセル、縦288ピクセルです。

次に、プロット関数を使用して、グラフを表示してみましょう。
なお、1つ1つのグラフを表すAxesオブジェクトは明示的に作成しなくても自動的に作成されます。
実行します。

plt.figure()
plt.plot(x1, y1)
plt.show()

グラフを表示できました。

なお、jupyter labのデフォルトではFigureオブジェクトの大きさはinchで表すと横6inch縦4inchです。
引数figsizeに数値を指定することで、Figureオブジェクトの大きさを変えられます。
数値は横の大きさ、縦の大きさの順でタプルで指定します。
実行します。

plt.figure(figsize=(3, 3))
plt.plot(x1, y1)
plt.show()

大きさを変えることができました。

次にFigureオブジェクトを色付きで表示してみましょう。
引数facecolorに色を指定します。
実行します。

plt.figure(facecolor="lightgray")
plt.plot(x1, y1)
plt.show()

色付きで表示できました。
なお、1つ1つのグラフを表すAxesオブジェクトの色は変更されません。

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