import math
f = math.pi
f
3.141592653589793
round(f)
3
このような小数を用意します。
roundの引数に四捨五入したい数値を指定します。
実行します。
四捨五入することができました。
このように、デフォルトでは小数点第一位で四捨五入されます。
第二引数に整数を指定すると、指定の小数点以下の値で四捨五入されます。
実行します。
四捨五入することができました。
round(f,2)
3.14
第二引数に-1と指定すると、10の位で四捨五入されます。
実行します。
10の値である3で四捨五入され、0になりました。
round(f,-1)
0.0
round(2.5)
2
最後に、round関数を使用する際の注意点です。
round関数で行われる処理は、正確には四捨五入ではなく、「偶数への丸め」と呼ばれる処理になります。
この処理では、端数が0.5の場合、切り上げと切り捨ての結果のうち、偶数側の結果になる点が四捨五入と異なります。
例として、2.5で試してみましょう。
実行します。
四捨五入であれば3になりますが、round関数では偶数側の2に丸められました。