【2022最新】注目のIT用語5選|10分で今年のITトレンドがわかる!〜字幕があるので無音で見れる

こんにちはキノコードです。

皆様、ITやテクノロジーのトレンドワードが追えていないということはありませんか?

ニュースなどではよく見かけるけど、調べる時間がない。
本を読みたいけど、仕事やプライベートに追われて、時間がない。
聞いたことがあるけど言葉の意味までよく知らなかったりしませんか?

そんな方のために、「2022年注目のITやテクノロジーに関するキーワード」を5つ、さくっと紹介します。
お忙しい皆様が、トレンドワードを10分以内で概観できるように、ギュッと凝縮しました。
5つのキーワードごとに、言葉の説明のあと、ニュース記事を参考まとめたトピックスをお伝えします。

デジタルが中心になっている今の世の中、ITやテクノロジーのトレンドワードは、ビジネスパーソンなら知っておいて損はないはずです。

興味をもった分野があれば、さらに深堀りして調べてみると、お仕事のヒントになるかもしれません。
他にも、キャリアの歩み方のヒントになるかもしれません。

10分程度なので、ぜひご視聴くださいませ!
今後、知りたいキーワードなどありましたらぜひコメント欄にてお知らせください。
それでは早速見ていきましょう。

NFT

1つ目のキーワードはNFTです。
NFTとは、直訳すると「代替不可能なトークン」、簡単に言うなら「デジタル上の資産の鑑定書」です。NFTにはブロックチェーンの技術が活用されており、複製できないように加工されています。
今まで、デジタルデータは簡単に偽造や改ざんができ、資産的な価値を持たせることができませんでした。
しかし、NFTによって、デジタルアート作品や音楽の所有を証明することが可能になりました。
たとえば映画のチケットは、1枚1枚のチケットごとに個別の座席位置や日時、場所など独自の情報が含まれています。そのため、他のチケットは同じものとして交換することはできません。
このような状態を代替不可能な状態と呼びます。
オリジナルであることを証明できることは、高い付加価値を生み出します。
では、NFTのトピックスを3つ紹介します。
1.実際に、2021年3月にデジタルアートのNFT作品が、過去最高の約78億円でオークション落札され話題を呼びました。
2.また、2021年12月には手塚プロダクションから「鉄腕アトム」のデジタルアートNFTが販売された際には、1,000点の作品がわずか1時間で完売しました。1月には「火の鳥」と「ブラックジャック」の同様のデジタルアートNFTが販売され、2,000点が2時間で完売しました。
3.世界のNFTスタートアップ投資額に注視すると、2011年9月時点で21億ドルとなり、2020年の投資額の約66倍でした。
多くの企業がNFT事業への参入を表明しており、2022年はブームが一層加熱する見込みです。

メタバース

2つ目のキーワードはメタバースです。
メタバースとは、インターネット上の仮想空間やそのサービスのことです。
Facebookが社名をMetaに変更したことで、今まで以上に注目を集めています。
たとえば「あつまれ どうぶつの森」や「マインクラフト」などのゲームもメタバースの一種です。
ユーザーはメタバース内でアバターと呼ばれる自分の分身を操作して、他のユーザーとの交流や買い物、土地の売買など、別世界での生活を楽しむことができます。
これに、1つ目に紹介したNFTの技術によって、メタバース内の土地や、自分が作った武器などのアイテムを売買することも可能になります。
他にも、ロールプレイングゲームでおなじみのドラゴンクエストやファイナルファンタジーでは、主人公を操ることで、ゲームの中の世界を冒険したりする経験も近いと言えます。プレイヤーそれぞれだった空間が、メタバースでは他の人とも共通のインターネット空間である点が異なり、交流しながらゲームを楽しめます。
メタバースのトピックスは3つです。
1.マイクロソフト社がアクティビジョン・ブリザードというゲームソフト会社の買収を発表しました。ゲーム開発の技術やノウハウが、メタバースのプラットフォーム開発に活かせるという見方が大きいと言えます。
2.また、マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏は、オフィスでのほとんどの会議は2〜3年以内にメタバース内で実施されるだろうという予想をしています。
3.さらに、コンタクトレンズに電子回路を組み込む開発をしている企業もあり、コンタクトレンズを装着することでVRやメタバースを体験する日も遠くありません。
オンラインイベントが多く活用されるようになった現代において、メタバースの活用は今後もさらに広まっていくと予想されています。

自動運転

3つ目のキーワードは自動運転です。
人が車を運転する際には、「認知」・「判断」・「操作」という行為が自然と行われています。
自動運転はこれらの行為をシステムが代わりに行います。
自動運転の実現によって交通事故の削減、物流の効率化などが期待されています。
自動運転は0から5の6段階でレベル分けがされており、5が常にシステムによって運転が行われる完全自動運転です。
日本では、2020年4月にレベル3が解禁されています。レベル3は、一部人間の介入が必要なものの、特定条件下における自動運転が可能な状態を指します。
そして「レベル4」に向けて法整備が進んでいます。レベル4は、特定条件下における完全自動運転が可能な状態を指します。
自動運転のトピックスは3つです。
1.2022年の今年には、レベル3の市販車をBMW、Hyundaiなどが販売予定です。
2.また、2022年、バスやタクシーなどの移動サービスでのレベル4の実用化が期待されています。
3.先日ソニーは、EV車への参入を発表しました。得意分野である高感度センサーの技術を武器にした安全性や、購入後も通信でアップデートできる仕組みで進化できる車になると言います。  また、車の移動空間もエンターテイメント空間にしたいということで、楽しみですね。
カメラやセンサーの技術だけではなく、それを判断する技術となる人工知能の開発も求められています。

ウェアラブル端末

4つ目のキーワードはウェアラブル端末です。
ウェアラブル端末とは身につけられるコンピュータデバイスの総称です。
Apple Watchをはじめとするスマートウォッチは、現在多くの方が着用されていると思います。
最近では指輪型のスマートリングや、眼鏡型のスマートグラスなど様々なデバイスが登場しています。
特にスマートグラスは近年大手メーカーからの新製品の発表が増えており、2022年も市場が活性化することが期待されています。
ウェアラブル端末のトピックスは1つです。
1.Apple Watchでは、血糖値が測定できるようになるという可能性が高く、健康管理デバイスとしての進化を続けています。AppleWatchによって、何億という人の健康データを集めることができるので、このビッグデータを機械学習を使って分析、予測することが可能となります。すると、装着しているだけで、病気のリスクや健康状態を知ることだできるようになるでしょう。

DX

最後となる5つ目のキーワードはDXです。
DXとは、Digital Transformationの略で、デジタル技術を使って製品やサービス、ビジネスモデルを変革することをいいます。
プレスリリースの配信を行うPRTIMESが発表した、2021年のプレスリリースのキーワードランキングでも「DX」が1位を獲得しています。
これは2021年にDXに関するプレスリリースを行った企業が非常に多かったことを表しており、注目度の高さが見て取れます。
DXのトピックスは1つです。
1.2021年、日本はデジタル競争力ランキングで世界28位と、先進国に比べてDX化が遅れています。
コロナ禍でDXへの注目が高まる中で、2022年のポストコロナのDX戦略にも注目です。

通信技術

また、これらに欠かせないのが通信技術です。
通信会社では、4G,5Gの高速化と6Gに向けた取り組みとして、空・海・宇宙などを含むあらゆる場所への「カバレッジ拡張」の検討を進めています。
紹介したようなIT技術を支える「空飛ぶ基地局」の開発にも期待が高まります。

おわりに

以上、2022年に注目のキーワードを5つ、さくっとご紹介しました!
みなさまがトレンドを知る助けになりましたら幸いです。
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それではまた、次の動画でお会いしましょう。