Pythonで配列から絶対値を取得する方法です。
使用するのはPythonのnumpyライブラリのabs関数です。
絶対値とは、0からの距離を意味します。
import numpy as np
まず、このような配列で試してみましょう。
a = np.array([-2, 5, -8, -1, -3])
abs関数で実行します。
それぞれの値の絶対値を、配列で取得することができました。
負の整数も、それぞれ0からの距離が取得できています。
np.abs(a)
実行結果:
array([2, 5, 8, 1, 3])
次に、要素が小数の配列で試してみましょう。
実行します。
要素が小数の場合でも、絶対値を取得することができました。
a = np.array([-2.7, 1.9, -3.4, -6.4, -5.2])
実行結果:
array([2.7, 1.9, 3.4, 6.4, 5.2])
なお、配列以外にも、数値やリストを引数に指定することもできます。
▼ 数値
np.abs(-3)
実行結果:
3
▼ リスト
np.abs([-1, 0, 1])
実行結果:
array([1, 0, 1])