こんにちは、キノコードです。
前回の動画では、DXの重要性やDX人材育成には評価制度が大切であることについてお話ししてきました。
前回の動画をご覧になっていない方や復習したい方は、ぜひ再生リストをご利用ください。
では、具体的にどのような方法でDX人材を育成すればよいのか、とお悩みの企業さまも多いのではないでしょうか。
例えば、次のような疑問はありませんか？
・DX人材育成のための教育プログラムにはどのような方法があるの？
・それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットは？
・コストパフォーマンスを考慮した最適な育成方法は何か？
この動画では、これらの疑問を解消するために、企業がDX人材を育成するための4つの教育プログラムを紹介し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく説明します。
また、コストパフォーマンスを考慮した最適な育成方法についてもお伝えをします。
DX推進には専門知識やスキルを持つDX人材の育成が不可欠です。
この動画が、皆さまの課題解決の一助となれば幸いです。
この記事の執筆・監修
テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。
教育プログラムの構築
教育プログラムを構築する方法としては次の4つがあります。
- インハウス研修（自社の社員による研修）
- 私たちが運営をするDX人材育成「キノクエストfor Biz」のようなオンライン学習プラットフォーム（e-ラーニングサービス）
- 短期集中DXセミナー（外部セミナーや講習）
- 法人向けスクール
具体的に説明をしていきます。
インハウス研修（自社の社員による研修）
インハウス研修は、自社の社員が講師となり、他の社員に直接指導する研修方法です。
この方法では、企業独自のニーズに対応したスキルを習得することができます。
例えば、自社の具体的な事例をもとに学習を進めるため、受講生も内容をイメージしやすいです。
メリットとして、会社からの持ち出しの費用はゼロで済みますが、社内の従業員の稼働が必要となります。
また、教育が専門ではない社員が講師を務める場合、専門的な知識や最新の情報が不足する可能性があります。
オンライン学習プラットフォーム（e-ラーニングサービス）
オンライン学習プラットフォーム、つまりe-ラーニングサービスは、
インターネットを通じて提供されるカリキュラムを活用する方法です。
この方法では、社員が自分のペースでDXの知識やスキルを習得できます。
コストが低く、講師などの人の関与が少ないため、手軽に始められます。
しかし、自己学習が主体となるため、モチベーションの維持が課題となることがあります。
この後の動画で説明しますが、従業員同士の勉強会やコンペティションなどを活用して、モチベーションを保つのが有効です。
これらを通じて、従業員や部署の横のつながりを強化できる副産物もあります。
短期集中DXセミナー（外部セミナーや講習）
短期集中DXセミナーは、外部の研修会社から専門の講師やコンサルタントを招き、
数日間の集中研修を行う方法です。
これにより、最新の知識や業界のベストプラクティスを学ぶことができます。
費用は中程度で、講師に直接質問できる機会がありますが、その回数は多くないでしょう。
また、研修期間が短いケースがあります。
この方法は、短期間で集中してスキルを習得したい場合に適しています。
法人向けスクール
法人向けスクールは、法人向けに設計された長期の研修プログラムで、
半年以上かけてDXに必要な幅広いスキルを総合的に学びます。
この方法では、メンターにいつでも質問でき、講師からの直接指導を受けることができます。
ただし、人の関与が多くなるため、費用が高くなる傾向があります。
例えば、新入社員向けに6ヶ月間のプログラムを提供し、即戦力となる人材を育成することが可能です。
コスパよくDX人材育成をする方法が気になりますよね。
今まで話した育成方法のうち、コストが安いオンライン学習プラットフォームをベースに研修を組み立てればよいでしょう。
まとめ
この動画では、企業がDX人材を育成するための4つの教育プログラムとして、インハウス研修、オンライン学習プラットフォーム、短期集中セミナー、法人向けスクールについて説明しました。
それぞれの方法には独自の特徴やメリット・デメリットがあり、企業のニーズやリソースに合わせて最適な手法を選択することが重要です。
特にコストパフォーマンスを重視する場合は、オンライン学習プラットフォームを活用しつつ、社内のモチベーションを維持する仕組みを取り入れることをおすすめします。
弊社のDX人材育成サービス「キノクエストfor Biz」では、こうしたニーズに応えるためのオンライン学習プラットフォームや研修プログラムをご提供しております。
初回相談は無料ですので、下記フォームから、お気軽にご相談ください。
https://kino-code.com/contact-form/
次の動画では、DX推進を成功させるために、DX人材育成サイクルのプロセスについて詳しくお話しします。
