JavaScript超入門コース#14 実践

はじめに

こんにちは。キノコードです。
「JavaScript超入門コース#14 実践」について説明します。

実践

実践編として、テスト結果を判定するプログラムを作ってみましょう。
どのようなプログラムを書くか説明します。
まず、Studentというクラスを作ります。
Studentクラスには、生徒の名前を代入する「name」のプロパティを定義します。
そして、Studentクラスには2つメソッドを定義します。
1つのメソッドは、5教科の平均点を計算するcal_avgメソッド。
ちなみに、calは計算するという意味のcalculate、avgは、平均のaverageを省略する時にプログラミングでよく使う文字です。
もう1つメソッドは、平均点以上だったら合格という意味の”passed”を表示、平均点以下なら不合格という意味の”failed”を表示させるjudgeメソッドを定義します。
早速、ソースコードをみていきましょう。

class Student{
  
  constructor(name) {
    this.name = name;
  }

  cal_avg(data) {
    var sum = 0;
    for(var i = 0; i < data.length; i++) {
      sum += data[i];
    }
    var avg = sum / data.length;
    return avg;
  }

  judge(avg) {
    var result;
    if(60 <= avg) {
      result = "passed";
    } else {
      result = "failed";
    }
    return result;
  }

}

クラスを定義していきましょう。
まずclassと書いて、次にクラス名を書きます。
今回はStudentというクラス名なので、Student。
次に、プロパティを定義していきましょう。
プロパティは、コンストラクタのところに記述します。
佐藤さん、鈴木さん、佐々木さんといったような名前を代入したいので、プロパティはnameとしておきましょう。
次に、5教科の平均点を計算するcal_avgメソッドを定義します。
cal_avgメソッドには、5教科の点数が格納されている配列を渡します。
引数名はdataとしましょう。
cal_avgメソッド内に、sumという変数を定義をして、0を代入。
レッスン11の繰り返しで説明した、for文を使って配列の要素数分繰り返します。
配列の要素数を求めるにはlengthメソッドを使います。
次に、レッスン09の演算子で説明した、複合代入演算子を使って配列の値を足し上げます。
そして、合計を、配列の要素数で割って平均を算出し、avgという変数に代入します。
算出した値をreturnで返します。
最後に、テスト結果を判定するjudgeメソッドを作ってみましょう。
judgeメソッドに平均点を渡しましょう。引数名はavgとします。
レッスン10の条件分岐で説明した、if文を使って、平均点が60点以上ならpassed、それ以外ならfailedが、resultという変数に格納されるようにします。
これもreturnで返します。
これで、judgeメソッドの完成です。
これでクラスの定義も終わりです。
それでは、クラスをインスタンス化しましょう。
aという学級の出席番号001番の人は、satoさんだとします。
したがって、インスタンス名をa001とします。
「sato」を渡してインスタンス化します。
そして、dataという変数に、配列を代入。配列には、70, 65, 50, 90, 30という5科目の点数を記述します。
cal_avgメソッドに配列を渡して平均点を算出します。
returnで平均点が返ってくるので、これをavgという変数に格納します。
そのavgをjudgeメソッドに渡すと、passedかfailedが返ってくるはずです。
console.logで、配列の要素数をもとめるdata.length、名前のname、平均点のavg、判定結果が代入されているresultを表示させてみましょう。

class Student{
  
  constructor(name) {
    this.name = name;
  }

  cal_avg(data) {
    var sum = 0;
    for(var i = 0; i < data.length; i++) {
      sum += data[i];
    }
    var avg = sum / data.length;
    return avg;
  }

  judge(avg) {
    var result;
    if(60 <= avg) {
      result = "passed";
    } else {
      result = "failed";
    }
    return result;
  }

}

var a001 = new Student("sato");
var data = [70, 65, 50, 90, 30];
var avg = a001.cal_avg(data);
var result = a001.judge(avg);    

console.log(data.length);
console.log(a001.name);
console.log(avg);
console.log(result);

次に配列の中の90を10に変更してみましょう。
平均が45になるので、failedが表示されるはずです。
実行してみます。
5と45点と名前とfailedが返ってきました。
これでJavaScriptの超入門コースはおわりです。お疲れ様でした。

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