【JavaScript超入門コース】07.データ型 |変数に入れるデータの種類のことです【プログラミング初心者向け入門講座】

JavaScript超入門コース

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
書籍「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」の著者や、雑誌「日経ソフトウエア」の寄稿などの実績も多数。

はじめに

こんにちは。キノコードです。
「【5分レッスン】JavaScript超入門コース#07 データ型」について説明します。

データ型とは

データ型とは、変数に入れるデータの種類のことです。
この動画では、数値型、文字列型、ブール型について説明します。

数値

最初に、数値型です。数値型は「number型」ともいいます。
数値型には、整数と少数があります。整数と少数を表示させてみましょう。
コードを書いていきます。JavaScriptのデータ型は、typeof演算子(タイプオフ)を使用して確認する事が出来ます。
コードを書いていきます。

  var num01 = 1;
  var num02 = 1234567890;
  var num03 = 1.234;
  var num04 = 1.23456789;
  console.log(num01);
  console.log(num02);
  console.log(num03);
  console.log(num04);

num01に1を代入。num02には大きめの整数を代入しましょう。
num03には少数を。num04には小数点以下が多い少数を代入します。
実行してみましょう。JavaScriptのデータ型は、typeof演算子(タイプオフ)を使用して確認する事が出来ます。
コードを書いていきます。

// Lesson07_03 {

var string_a = "Hello,World!";

console.log(string_a);
console.log(typeof(string_a));

データの種類は「number」という結果になるはずです。
実行してみましょう。
予想通り「number」と表示されました。

文字

次に、文字型について説明します。文字型は「string型」ともいいます。
コードを書いていきます。

// Lesson07_03 {

var string_a = "Hello,World!";

console.log(string_a);
console.log(typeof(string_a));

文字列はシングルクォーテーション、またはダブルクォーテーションでくくります。今回はダブルクォーテーションで「Hello,World!」の文字列をくくります。
string_aという変数に"Hello,World!"という文字列を代入。
変数の中身をconsole.logで表示させてみましょう。
また、 typeof演算子でデータの種類を表示させましょう。
データの種類は「string」という結果になるはずです。
実行してみましょう。
予想通り「Hello,World!」と 「string」が表示されました。

ブール

最後に、ブール型です。
ブール型は、Boolean型(ブーリアン型)ともいいます。ブール型は、TrueまたFalseの2つのうち、どちらか1つを持つ型です。
TrueとFalseのことを、真と偽、「はい」と「いいえ」、「0と1」といったりもします。
TrueとFalseとはなんでしょうか?
例えば、10と1では10の方が大きいです。
つまり、「10>1」は正しいです。
これを変数に代入するとTrueが入ります。
逆に「10<1」は誤りです。これを変数に代入すると、Falseが入ります。 コードを書いていきましょう。

// Lesson07_04 

var a = 10;
var b = 1;
var bool;

bool = (a > b);
console.log(num_bool);

aという変数に10を代入。bという変数に1を代入。a>bは正しいので、Trueが代入されます。結果をnum_boolという変数に代入します。
実行してみましょう。
Trueが表示されました。不等号を逆にすると誤りなのでFalseが代入されているはずです。
ypeof演算子でデータの種類を表示させましょう。
データの種類は「boolean」という結果になるはずです。実行してみましょう。
booleanが表示されました。

不等号を逆にしてみましょう。
Falseが表示されるはずです。
実行してみましょう。
falseと「boolean」が表示されました。