【キャリアセミナー】バックエンドエンジニアの年収とスキルを徹底解説|求人分析から見るキャリア戦略

エンジニア転職

今回のキャリアセミナーでは、バックエンドエンジニアの求人を実際に分析しました。

年収帯ごとに求められるスキルを整理しています。

IT業界で多くの求人を扱う転職サイト「Green」の求人情報をもとに、未経験からバックエンドエンジニアを目指す方にも参考になる内容をお届けします。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

バックエンドエンジニアとは

バックエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの裏側の仕組みを開発するエンジニアです。

みなさんが普段使っているWebサイトでのログイン、データの保存、決済処理など、ユーザーから見えない部分を担当します。

システムが正常に動作するよう支える、システムの基盤を担当する役割です。

主な仕事の1つ目は、サーバーサイドアプリケーションの開発です。

ユーザーからのリクエストを受け取り、適切なレスポンスを返すシステムを構築します。

2つ目は、データベース設計・運用です。

ユーザー情報や商品情報などを効率的に管理するデータベースの設計と運用を行います。

3つ目は、API開発です。

フロントエンドやモバイルアプリとデータをやり取りするインターフェースを構築します。

4つ目は、インフラ構築・運用です。

AWSやGCPなどクラウドサービスを活用したシステム環境の構築・運用を行います。

必要なスキル

まずプログラミング言語の習得が必要です。

Java、Python、PHP、Go、Node.jsなどさまざまな言語があり、それぞれに特徴があります。

データベースの知識も欠かせません。

MySQL、PostgreSQLなどのリレーショナルデータベースの理解が求められます。

MongoDBなどのNoSQLデータベースの知識も大切です。

クラウドサービス(AWS、GCP、Azureなど)の理解も求められます。

フレームワーク(Laravel、Spring Boot、Djangoなど)の活用も現代の開発では必須です。

Docker等のコンテナ技術の理解も必要です。

さらに、チーム開発におけるコミュニケーション能力も大切です。

フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア、プロジェクトマネージャーなどさまざまな職種の人と連携します。

技術的な内容をわかりやすく説明したり、相手の要求を正確に理解したりする力が求められます。

求人分析 ― 年収帯別に求められるスキル

実際のGreenの求人を3件分析しました。

年収帯別にどのようなスキルが求められるのかを見ていきましょう。

求人例1: ソフトウェア開発企業(年収300万〜360万円)

C#・ASP.NET・PHP・Javaなどを用いたオブジェクト指向でのソフトウェア開発を得意とする企業の求人です。

未経験歓迎で、22名のエンジニアのうち11名が未経験からスタートしたとのことです。

使用言語について簡単に説明します。

.NETはMicrosoftが開発したプラットフォームで、WebアプリケーションやデスクトップアプリケーションをAを構築できます。

Javaは「1度書けばどこでも動く」という特徴があり、銀行や大規模Webアプリケーションなどに使用されます。

C#は.NET上で動作し、Webサイトからゲーム開発まで広く使用されています。

業務内容はWeb系・Windows系・タブレット系のアプリケーション開発です。

車メーカーの業務開発や保守開発なども手がけています。

応募資格は情報系学部の卒業、プログラミング経験をお持ちの方です。

スクール卒業生やポートフォリオをお持ちの方も対象です。

未経験でも成長意欲とやる気があればサポート体制が整っています。

求人例2: Web系スタートアップ(年収500万〜700万円)

多様なプログラミング言語とフレームワークを使用する企業の求人です。

使用言語はSQL、PHP、Java、Go、React、TypeScriptなど多岐にわたります。

AWS、Docker、MySQL、Laravel、Nginx、PostgreSQL、Kotlin、Kubernetesなどの技術も活用されています。

Goについて補足すると、Googleが開発した高性能なプログラミング言語です。

処理速度が速く、サーバーサイドの開発に適しています。

LaravelはPHPの人気フレームワークで、効率的なWeb開発が可能です。

KubernetesはDockerコンテナを大規模に自動管理する技術です。

Spring BootはJavaのフレームワークで、大規模アプリケーション開発に向いています。

仕事内容は既存サービスの改修や機能追加に加え、新規サービスのバックエンド開発です。

応募資格としてバックエンドエンジニアとしての3年以上の経験が必要です。

GoやKotlin、Javaの学習経験も求められます。

求人例3: AI活用企業(年収600万〜1000万円)

3社の中で最も給与水準が高い企業の求人です。

一応業界未経験歓迎とは書いてありますが、求められるレベルは高くなります。

技術としてはNode.js、Python、React、TypeScript、Next.jsなどを使用します。

フロントエンド開発も含まれます。

AWSなどのクラウド技術やDockerも必須です。

応募資格としてNode.jsまたはPythonを用いたWebサービスの開発経験3年以上が求められます。

クラウドサービスを用いたWebサービスの開発経験3年以上も条件です。

Dockerを用いたWebサービスの運用経験も必要です。

AI技術の活用も含まれるので、幅広い技術力が必要です。

学習ロードマップ

未経験からバックエンドエンジニアを目指す場合、まず基本的なプログラミング言語とデータベースの知識を固めましょう。

Pythonでデータ分析の経験がある方であれば、FlaskやDjangoといったPythonのフレームワークから始めるのが良いでしょう。

次のステップとして、クラウドサービスやコンテナ技術(Docker)を学びましょう。

実務では必ず使うことになる技術です。

最終的には設計力やリーダーシップを身につけることで、より高い年収を実現できます。

バックエンドエンジニアはシステムの根幹を支える役割です。

技術の進歩と共に常に新しいスキルを学び続ける必要がありますが、その分成長の機会も多い職種です。

生成AIを使いこなせるかどうかも、これからのバックエンドエンジニアにとって大切です。

生成AIを活用できる方とそうでない方では、仕事の効率に差が出てきます。

生成AIを活用しながら効率的にコーディングを進めるスキルも身につけましょう。

まとめ

バックエンドエンジニアの求人を分析した結果、段階的なキャリアパスがあることがわかりました。

未経験歓迎の年収300万円台から、AI活用企業の年収1000万円まで幅があります。

未経験の方でも段階的にスキルを積み上げることで着実にキャリアを築くことができます。

まずは基礎的な技術を身につけ、実務経験を積むことから始めましょう。

みなさんの現在のスキルレベルを把握し、次のステップとして何を学ぶべきかを明確にすることが第一歩です。

IT・Web業界への転職をお考えの方は、転職サイト「Green」をチェックしてみてください。

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