こんにちは。
キノコードです。
このレッスンでは「Python超入門講座」実行について説明をします。
この動画では、レッスン3で学んだ順次進行を意識しながらコードの実行について解説をします。
パソコン上に挨拶の「Good morning(おはよう)」「Good afternoon(こんにちは)」「Good evening(こんばんは)」と表示させるプログラムを書いてみましょう。
新しいノートブックの作成
GoogleColabでツールバーの「ファイル」から「ドライブの新しいノートブック」をクリックしましょう。
できました。
英語で挨拶は、Greetingといいます。
ファイル名を「Greeting.ipynb」とします。
これでGoogleColabのノートブックファイルの作成はおわりです。
実行方法
早速、コードを書いていきましょう。
print("Good evening")
print("Good afternoon")
print("Good morning")
プリント、カッコ、ダブルクオーテーション、グッドモーニングです。
これでおわりです。
printがコンピュータに文字列や数値を表示させる関数です。
丸括弧の中に表示させたい文字列などを記述します。
数値を表示させるときは、ダブルクオーテーションはいりませんが、文字列を表示させるときはダブルクオーテーションがいります。
続けて、「Good afternoon」「Good evening」も順に書いていきましょう。
プログラムの実行は、入力欄の左上にある再生ボタンで実行できます。
他にも、ShiftとEnterを一緒に押すことで実行できます。
再生ボタンで、実行します。
実行結果:
Good morning
Good afternoon
Good evening
「Good morning」「Good afternoon」「Good evening」という順番で表示されました。
print("Good evening")
print("Good afternoon")
print("Good morning")
次に、順次進行について確認をしてみましょう。
上の「+コード」をクリックしてコードのセルを追加します。
順番に入れ替えてみます。
実行してみましょう。
実行結果:
Good evening
Good afternoon
Good morning
上からの順番通り「Good evening」「Good afternoon」「Good morning」と表示されました。
順次進行されています。
次に、文字列ではなく、数字を表示させてみましょう。
print(2 + 3)
printの中に2 + 3と入力します。
ダブルクオテーションは不要です。
実行します。
実行結果:
5
計算結果の5が表示されました。
ダブルクォーテーションとシングルクォーテーション
先ほど文字列を表示したい場合にはダブルクォテーションを使うと説明をしました。Pythonではシングルクォーテーションでも同じ役割をします。ダブルクォテーションをシングルクォーテーションに変えて挨拶を表示するコードを実行してみましょう。同じ結果が表示されました。
ではどのように使い分けるのでしょうか?Pythonで は基本的にどちらを使っても問題ありません。ただし次のような場合は使い分けると便利です。文字列にアポストロフィーやシングルクォーテーションを含める場合はダブルクォーテーションを使います。文字列にダブルクォーテーションを含む場合はシングルクォーテーションを使います。
開発の場面ではどちらを使用するかルールがあることもあります。
Python超入門ではダブルクォーテーションを使って進めます。
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まとめ
この動画で学んだことをまとめます。
- print関数を使って文字列や数字をコンピューターに表示させることができます
- 文字列を表示させるときはダブルクオーテーションが必要です。数字を表示させるときはダブルクオーテーションは不要です
- プログラムは上から順番に順次進行で実行され、記述した順番通りに処理が実行されます
それでは次の動画でお会いしましょう。