こんにちは。キノコードです。
みなさん、こんな課題を抱えていませんか?
・社内の膨大なデータをもっと活用したい
・データをうまく分析して経営判断に役立てたい
・Excelでは重くて処理できないデータを扱いたい
・データから意味のある情報を簡単に取り出せるようにしたい
これらはすべて、Pythonでデータ利活用ができれば解決します。
データの利活用は データの可視化、見える化することから始まります。
この動画では、データの可視化ができるようになるための学習ステップ、ロードマップについて解説します。
デモ:Pythonでデータ利活用
Pythonによるデータ可視化では、どんなことができるでしょうか?
デモを見てみましょう。
これらのグラフを同時に2軸グラフにプロットします。2軸グラフを作成できました。回帰直線を含む散布図も簡単に作成できます。回帰直線を表示させることができました 。ペアプロットというメソッドをご紹介します。
同じ変量同士の対角線上にはヒストグラム、その他は散布図として表示されました。続いて散布図にカテゴリー別の回帰直線を表示させてみましょう。2つの回帰直線が表示されました。最後にペアプロットというメソッドで全ての変量同士の相関 グラフを表示させグラフのサイズを変更してみましょう。相関グラフを作成できました。以上がPythonによるデータ可視化の一例です。
学習ロードマップ
Pythonによるデータ可視化ができるようになるためにはデータ集計・加工のスキル、データ可視化グラフのスキルが必要です。データの集計・加工は Pandasというツールで実現できます。データ可視化グラフ化はMatplotlibというツールで実現できます。これらのPythonのツールを扱うためにはPython基礎が必要です。従って学習ステップは次の4つです。
ステップ1。Python基礎の習得
ステップ2。Pandasの習得
ステップ3。Matplotlibの習得
ステップ4。実務に挑戦
キノクエストには、これらのステップを学習できるコースがあります。
詳しくはYouTube概要欄のURLから紹介ページをご確認ください。
さて、ステップについて詳しく説明しますね。
ステップ1:Python基礎の習得
まずはPythonの基礎から学んでいきましょう。
基礎をしっかり固めることで、後から扱うPandasやmatplotlibの概念がより理解しやすくなります。
ステップ2:Pandasの習得
次に、Pandasの学習へと進みます。
Pandasは、Excelのような表形式のデータを取り扱うためのライブラリです。
このようにPandasでできないデータ集計や加工はないといっていいでしょう。
ステップ3:Matplotlibの習得
Pandasでのデータ加工が身についた後は、matplotlibの学習に取り組みます。
matplotlibは、非常に多くのデータ可視化・グラフ化を実現できるライブラリです。
このように非常に多くの可視化ができるようになります。
ステップ4:実務に挑戦
matplotlibをマスターできたら、身の回りのデータから価値ある情報を見つけ出してみましょう。
まずは「毎月手作業で作っている集計表やグラフ」を一つ選んで、Pythonで自動化に挑戦してください。
実務で始めやすいプロジェクト例としては、次のようなものがあります。
・月別売上データをPythonで読み込んで、自動的にグラフ化し、前年同月比や傾向分析も含むレポートを作成する
・顧客データベースから年齢層・地域別の購買パターンを分析し、マーケティング戦略に活用できる可視化レポートを作成する
・Webサイトのアクセスログから時間帯別・曜日別のトラフィック傾向を分析し、コンテンツ更新の最適タイミングを発見する
・在庫データから商品の回転率や季節性を分析し、発注計画の精度向上に役立つダッシュボードを構築する
・従業員の勤怠データから残業時間の傾向を分析し、働き方改革のための具体的な改善点を可視化する
最初は「Excel で30分かかっていた作業が5分になった」程度でも十分成果です。
データの傾向が見えるだけでなく、そこから「なぜこの傾向になるのか」を考える習慣をつけましょう。
宣伝
キノクエストには、これらを学習するためのコースがあります。
また、法人のお客様向け「キノクエストforBiz」では、キノコードの動画を商用利用を気にすることなく研修に活用いただけます。
またダッシュボードなどの管理機能で、誰がどこまで学習しているかを把握できます。
キノクエストforBizをご契約いただいている企業さまには、役員さま向け、全社員さま向けなどのセミナーなども実施をしております。
YouTube概要欄にお問合せページのURLがありますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、Pythonでデータ利活用ができるようになるための基本的な学習ステップをご紹介しました。
まとめると学習ステップは次の4つです。
ステップ1。Python基礎の習得。
ステップ2。Pandasの習得。
ステップ3。Matplotlibの習得。
ステップ4。実務に挑戦。
この順番で学んでいけば、初心者の方でも無理なく、Pythonによるデータ利活用ができるようになります。
ぜひこのロードマップを活用して、スキルを身につけてください!