【Kotlin超入門コース】02.Kotlinとは?Kotlinの特徴やできることなどをわかりやすく解説【プログラミング初心者向け入門講座】

Kotlin超入門コース

こんちには。キノコードです。
このレッスンでは、 Kotlinについて説明をします。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

Kotlinとは?

Kotlinは、2011年にJetBrains(ジェットブレインズ)社が公開したプログラミング言語です。
Kotlinという名前はフィンランドの近くにある「コトリン島」から命名されています。

Kotlin
Githubの調査によると、活動が活発(コントリビュート数)な言語としてKotlinが1位となりました。

Kotlin
Kotlinを使えるようになると、Andriodアプリを作ることができます。

モダン、オブジェクト指向、コンパイラ

Kotlinは、モダンな言語、コンパイラ言語、オブジェクト指向言語といった特徴があります。
モダンな言語とは、現代的なプログラミング言語の構文を取り入れていて、読みやすくて書きやすいプログラミング言語のことをいいます。
コンパイラ言語とは、機械語に一括して変換してから実行するプログラミング言語のことで、処理が高速という特徴があります。
オブジェクト指向言語とは、オブジェクト指向開発という「データと処理」を1セットとしてプログラムを組み立てていく開発手法に適した言語のことです。

ちなみに、同じオブジェクト指向言語で有名な「Java」は1996年、「C#」は2000年に登場した言語なので、Kotlinは比較的新しい言語であると言えます。
オブジェクト指向

JVM言語

KotlinはJVM言語です。
JVMとは、Java Virtual Machineの略で、Java仮想マシンのこと。
Kotlinは、このJVMで、パソコンが読み取れる機械語に変換してから実行する言語なので、JVM言語とも呼ばれます。
JVM言語として、Java、Scala、Kotlinがあります。
それぞれに相互運用性があることも特徴です。例えばKotlinから、Javaで作られたコードを呼び出すことができます。
Javaで作られていたプログラムをそのまま使うことができるので、Javaで作ったプログラムが無駄にならないメリットがあります。

JVM言語

Androidアプリ開発の推奨言語

Googleは2017年にKotlinをAndroidの開発推奨言語に認定しました。
新しい言語は広く使われるか不透明であることが多いですが、KotlinはGoogleからの「お墨付き」を貰ったことで、Kotlinの人気に火が付きました。
ちなみに、Kotlinでは、Andriodアプリしか開発できないわけではなく、Androidアプリの他に、iOS アプリ、Webアプリケーションの開発が可能です。
Androidアプリ開発

難易度高め

Kotlinの難易度は比較的高めといわれています。
Kotlinは、新しい言語のため、日本語の資料や解説サイトが少ないからです。
自分が欲しい情報を得るために英文を読む必要があるため、英語が読めない場合は習得に時間がかかる傾向にあります。
 

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