こんにちは、キノコードです。
プログラミング学習サービス「キノクエスト」に強化学習を学べるクラスができました。
みなさんは、強化学習という言葉は聞いたことがありますか？
機械学習という言葉はどうでしょうか？
では、AI、人工知能、という言葉はご存知かと思います。
強化学習は、AI、人工知能を作る上で欠かせない技術です。
どんなことを学べるのか？をこれから簡単に説明しますので、ご興味ある方はどうぞ最後までご覧ください。
この記事の執筆・監修
テクノロジーアンドデザインカンパニー合同会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。
強化学習とは？
「強化学習」とはどんなものなのか、身の回りのもので思い浮かべてみましょう。
みなさんは「強化学習」と聞いて、何か思い浮かぶものはありますでしょうか？
AlphaGoやAlphaZeroに代表されるチェスや囲碁、将棋のAIを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もはや人間はこのようなAIのアルゴリズムには勝てないとも言われています。
アルゴリズムとは、簡単に言えば特定の問題やタスクに特化して設計された問題解決のためのプログラムのことです。
強化学習を使った実例は、私たちの生活の中でもよく見かけるようになってきました。
たとえば、ショッピングサイトでのおすすめ商品を紹介する機能や、空調を自動で制御してくれる機能などです。
さらには、ChatGPTなどの生成AIにおいても、人間からのフィードバックを受けて、その精度を向上させるプログラムに強化学習が使われています。
将来的には、車の自動運転の技術などにも強化学習が応用される見通しです。
「今まで人間が考えてたり実行していたことを、AIが代わりに考えてやってくれると素晴らしいな」
そのような人々の期待に応える技術として、強化学習は注目されています。
クラスの概要
次に、キノクエストの「強化学習クラス」でどんなことを学べるのかを説明します。
まず、基本的な概念を学びます。その後、実践を通して強化学習について学びます。
基本的な概念として、強化学習で用いられる特有の言葉である「環境」「エージェント」「状態」「行動」「報酬」の意味を一つずつ理解しながら学びます。
「環境と定義する」「エージェントをつくる」「Q学習を行う」などの一見複雑な言葉も、実践を通して理解できるようになることを目指します。
実践的な課題では、まず最初に強化学習を使って「トラックの運送で最も消費燃料の少ない走行速度を予測しよう！」という課題に取り組みます。
ほかにもこんな課題を追加する予定です。
講義の動画とともに、ときどき動画を止めて実際に皆さん自身でも手を動かしながら学べるようにしています。
是非、基本的な強化学習の知識とスキルを身につけて、将来「AIに使われる人ではなく、AIを活用する人になること」を目指していただけたらと思います。
キノクエストについて
「強化学習」について学習してみたいと思った方は、概要欄にあるURLからご登録をお願いします。
そして、キノクエストについてもっと知りたいと思ってくださった方のために、少し紹介します。
キノクエストは、GoogleChromeがあればプログラミングを学習できるオンライン学習サービスです。
キノコードで公開している動画についての確認問題を解くことで、学習を進めることができます。
さらに「強化学習クラス」のようにより実践的な内容を学べる講座も多数あります。
トレンドのChatGPTを仕事に活用する「ChatGPT入門クラス」や、仕事に欠かせない「業務自動化クラス」が人気です。
しかし、実践的な講座に必要なスキルがない場合、なにをどれから学習すればいいのか悩みますよね。
キノクエストなら、やりたいこと別に学習コースというカリキュラムがあるので、学習順番や学習内容に迷うことがありません。
プランは、月額1,990円のベーシックプラン、月額11,900円のプレミアムプランの２種類があります。
基礎からはじめたい方にはベーシックプランがおすすめです。
ただし「強化学習クラス」や一部の講座が対象外なので、基礎を学習してからアップグレードなさってください。
プレミアムプランはすべての問題が解き放題、無料でメンタリングサービスも受けられます。
あれもこれもやりたいというあなたに、キャリアを意識した学習の優先順位を提案します。
節目の春、自分のために新しいことをはじめたいと思った方はぜひご検討ください。
それでは次の動画でお会いしましょう。
