【DX実践講座04】「DXを推進する」という目標だけで十分?|PRISMフレームワークで明確な目標設定

DX超入門講座

こんにちは。キノコードです。
今回は「DXを推進するという目標で十分だ」という誤解について解説します。
漠然とした目標では、誰も本気で動かず、成果も測定できません。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

結論

明確な目標設定が不可欠です。
目標が曖昧だと、誰も本気で動けず、成果が見えず、優先順位もつけられません。

PRISMフレームワークとは

おすすめのフレームワークはPRISMです。
5つの要素から構成されます。

1つめはPurpose(目的)です。
何のためにやるのか、なぜこのプロジェクトを行うのかを明確にします。

2つめはResult(結果)です。
どうなれば成功なのか、到達したいゴールを定量的に設定します。

3つめはIndicator(指標)です。
成功へ向かう道のりを確認するための中間指標(KPI)を設定します。

4つめはStrategy(戦略)です。
考えられる施策を洗い出し、成果につながる重点施策を選択します。

5つめはMilestone(マイルストーン)です。
戦略で選んだ施策に対して期限と順番を設定し、進捗を可視化します。

実践のコツ

実践では、Strategyを先に決めてからIndicatorを決める方がおすすめです。
何を実行するかを決めてから、その成果を何で測るかを決める方が具体的になります。

成功事例

営業チームに生成AIを導入する場合の例です。
Purposeは「営業チームの生産性向上により売上と利益を拡大する」こと。
Resultは「営業担当者1人あたりの売上を15%向上させる」こと。

Strategyとして「商談準備を短縮して商談数を増やす」という戦略を選択します。
Indicatorは「提案資料作成時間40%削減」「顧客情報整理時間30%削減」「生成AI利用率80%以上」です。

Milestoneとして、第1四半期は導入と教育、第2四半期は定着と横展開、第3四半期は結果測定、第4四半期はResult達成状況の確認、という計画を立てます。

まとめ

漠然とした目標では成果が測定できません。
PRISMフレームワークを使い、Purpose、Result、Indicator、Strategy、Milestoneの5つを明確にしましょう。

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