こんにちは。キノコードです。
前回の動画では、DX人材育成のための、4つの教育プログラムについてご説明をしました。
以前の動画でも簡単に触れましたが、コスパよくDX人材を育成をする方法は、
コストが安いオンライン学習プラットフォーム、e-ラーニングサービスをベースに研修を組み立てればよいをお伝えしました。
しかし、こんなお悩みはありませんか?
・e-ラーニングを導入したけれど、社員のモチベーションが続かない
・自己学習が主体だと、学習効果が上がらないのでは?
・コストを抑えつつ、効果的な人材育成を実現したい
これらの課題を克服できれば、コスパよくDX人材を育成することが可能です。
私たちは、DX人材育成のためのオンライン学習プラットフォームを提供し続けています。
それまで得たノウハウをここで一挙にご紹介したいと思います。
具体的には、社員のモチベーションを高め、効果的な人材育成を実現するための7つの方法をご紹介します。
この動画を通じて、DX人材育成の新たなアプローチを見つけていただければ幸いです。
推奨する7つの方法
私たちが推奨しているのは、次の7つです。
1つめ。福利厚生としてのe-ラーニング
2つめ。勉強会
3つめ。ピアラーニング
4つめ。表彰制度
5つめ。社内ハッカソンや分析コンペ
6つめ。部費
7つめ。実践の場
福利厚生として提供をする
1つめ。福利厚生として提供するについてです。
e-ラーニングを福利厚生として従業員の方に提供するのがよいでしょう。
例えば、資格試験の補助として書籍購入などがあるように、福利厚生としてe-ラーニングを提供します。
挙手制にして、モチベーションの高い人たちを集めましょう。
モチベーションが高い人が学習をすれば、必ず立ち上がってくる人がいます。
そこから、DXリテラシー人材からDX推進人材を育成するイメージです。
具体的には2割の人をDX推進人材にすることを目指すとよいと私たちは考えています。
加えて、以前の動画で説明したDX推進人材の評価制度、キャリアパスなどを定義をすると、
皆さんが、モチベーション高く取り組むことができるでしょう。
勉強会の促進
次に、勉強会の促進です。
ベースとなるe-ラーニングを軸に、勉強会を実施するのがよいでしょう。
なぜなら、みんながe-ラーニングで同じ課題を勉強しているからです。共通点があります。共通点があれば仲間意識が芽生えます。
勉強会は、期間を設定をして、ここからここまでを勉強してこよう!というシンプルな内容がおすすめです。
その上で、学習した内容の疑問点や気づき、事業への落とし込みを発表するという内容でよいと思います。
学習が進むにつれて、データ分析、機械学習など、より専門的なテーマの分科会を実施するのもおすすめです。
ピアラーニングを実施
次に、ピアラーニングの実施について説明します。
ピアラーニングとは、同僚や仲間と2,3人のグループになって学習を進め、互いに教え合う学習方法です。
勉強会とは違って、リラックスをしながら学習を進められます。
ピアラーニングでは、個々の学習進捗や疑問点に対して、互いにサポートします。
もちろん、わからなくたっていいです。
一緒になって考えることが大切です。
実は、私自身がプログラミングを習得したのは、ピアラーニングです。
e-ラーニングを軸に自習し、1時間前に出社をして、同僚とピアラーニングをしていました。
少人数だからこそのちょっとした義務感がでてきます。
ピアラーニングを取り入れることで、モチベーションが維持できます。
社員同士のコミュニケーションも活性化します。
結果として、企業全体のDX推進力を強化することができます。
表彰制度
月間や年間での学習進みの早かった人、実務へ移行できた人に向けての表彰制度を設けるのもよいでしょう。
表彰制度の具体例としては、次のようなものがあります。
1. 年間ベストパフォーマー。年間を通じて最も優れた学習成果を上げた社員を表彰する。
2. 月間MVP。月ごとに最も学習進捗が良かった社員を表彰する。
3. 特別賞。特定のプロジェクトや課題に対して優れた成果を上げた社員を表彰する。
これらの表彰は、社内イベントやミーティングで発表し、
全社員に対して称賛することで、モチベーションの向上と継続的な学習意欲の喚起に繋がります。
社内ハッカソンや分析コンペ
社内ハッカソンや分析コンペを開くのもよいでしょう。
Kaggleなどの分析コンペに参加すると、分析課題を提出をすると精度が評価される機能があります。
複数人でチームを作って分析コンペを実施することで、他部署同士の交流にもなり、社内全体のスキルアップに繋がります。
また、みんなで何かを作ってみる社内ハッカソンのイベントもいいでしょう。
ハッカソンは次のステップで進めるとよいでしょう。
1つめ。テーマ設定。会社の実際のデータを使い、業務改善や新規機能など具体的なテーマを設定します。
2つめ。チーム編成。部署横断的なチームを編成し、異なるスキルセットを持つメンバーを組み合わせる。
3つめ。コンペ期間。1ヶ月などの一定の期間を設定し、その期間内に成果を出すことを目指す。
4つめ。成果発表。最終日に各チームが成果を発表し、評価基準に基づいて優秀なチームを表彰する。
部費を出す
次に部費を出すというアイディアです。
例えば、勉強会で取り組んでいる人同士のランチ代、夜の会食代などを補助をすれば、
横同士のつながりが増えモチベーション維持にも役に立つでしょう。
部費の具体例としては、次のようなものがあります。
・勉強会ランチ代の補助
・会議室のレンタル費用
・書籍購入費の補助
・クラウドサービスなどのサブスクリプション費用
・専門家に対して質疑応答のメンタリング費用
実践の場の提供
最後に、実践の場の提供です。
学習が一定進んだ人に対して、会社での実践の場の提供方法とよいでしょう。
具体的には次のようなものがあります。
1.プロジェクトベースの学習
新しいシステムの開発や既存システムの改修プロジェクトなどに学習を修了した人をアサインします。
実際の業務を通じて、実践的なスキルを習得してもらいます。
2.ポスティング制度の導入
社内の別の部署で一定期間働くポスティング制度を導入します。
例えば、営業部門の社員の方が、データ分析部門で働くことで、デジタル技術の理解を深め、社内全体のDX推進に貢献します。
まとめ
この動画では、コスパよくDX人材を育成するための7つの方法についてご説明しました。
e-ラーニングを軸に、次の取り組みを組み合わせることで、社員のモチベーションを高め、効果的な人材育成が可能になります。
・福利厚生としてのe-ラーニングを提供すること。
・勉強会を促進すること
・ピアラーニングを促進すること
・表彰制度を設けること
・社内ハッカソンや分析コンペを実施すること
・部費の制度を設けること
・実践の場を提供すること
これらの方法を活用することで、企業全体のDX推進力を強化することができます。
弊社のDX人材育成サービス「キノクエストforBiz」では、これらの取り組みを支援する機能を提供しております。
初回相談は無料ですので、下記フォームから、お気軽にご相談ください。
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キノクエストforBizには管理画面があり個人個人の学習の進捗状況がわかります。表彰制度にご活用ください。
また、分析コンペの機能もあります。社内のコンペにご活用ください。
それではまた、次の動画でお会いしましょう!