【Claudeの無料プランでできること】7つの機能を解説

生成AI

こんにちは。
キノコードです。
今話題のAI、Claude。
「まずはClaudeを無料で試してみたい」
「無料だとどこまでできるの?」
そんな方のために、Claudeの無料プランで「ここまでできる」を、詰め込みました。
結論から言います。
Claudeは無料でもかなり使えます。
ぜひ最後までご覧ください。

この記事の執筆・監修

キノコード
キノコード    

テクノロジーアンドデザインカンパニー株式会社のCEO。
日本最大級のプログラミング教育のYouTubeチャンネル「キノコード」や、プログラミング学習サービス「キノクエスト」を運営。
著書「あなたの仕事が一瞬で片付くPythonによる自動化仕事術」や、雑誌「日経ソフトウエア」や「シェルスクリプトマガジン」への寄稿など実績多数。

ClaudeとClaude Codeの違い

まず、ClaudeとClaude Codeの違いを整理しておきましょう。
この2つは名前が似ていますが、別物です。

Claudeとは、Anthropic社が開発したAIです。
ChatGPTやGeminiと同じカテゴリのAIだと考えてください。
ブラウザでclaude.aiにアクセスするだけで、すぐに使えます。

一方、Claude Codeは、Claudeを「エージェント」として動かすツールです。
エージェントとは「代理人」という意味です。
Claudeがアドバイスをくれる存在だとしたら、Claude Codeは実際に手を動かしてくれる存在です。
ファイルを作ったり、フォルダを整理したり、直接あなたのパソコンを操作してくれます。

無料でできること

ClaudeとClaude Codeの違いがわかったところで、ここからが本題です。
Claudeの無料プランは、ブラウザでclaude.aiにアクセスするだけで使える、最もシンプルな方法です。
Claudeの無料プランでは、どんなことができるのでしょうか?
7つの機能を紹介します。

テキストチャット

1つ目はテキストチャット機能です。
Claudeの基本機能です。
質問に答えてもらう、文章を作ってもらう、アイデアを出してもらう。
こういった対話は、すべて無料でできます。

例えば、こんな依頼ができます。
「企画書の構成を考えて」
「このメールの返信文を作って」
「来週のプレゼンのアイデアを出して」

こういったことにClaudeは答えてくれます。
これはもう、おなじみの機能ですよね。

ファイルのアップロード

2つ目はファイルのアップロード機能です。
PDFやExcel、画像などをアップロードできます。
Claudeがファイルの中身を読み取って、分析してくれます。

「この契約書の要点をまとめて」
「このExcelデータをグラフにして」
「この画像に何が写っているか教えて」

ファイルを渡すだけで、内容を理解して作業してくれます。

例えば、「営業活動報告書」というPDFをアップロードして、要点を3つ聞いてみましょう。
すると、このように3つにまとめて回答してくれました。

Web検索

3つ目は、Web検索です。
Claudeは、最新の情報を検索することもできます。

「今日の日経平均株価は?」
「最新のiPhoneの発売日は?」
「昨日のサッカーの試合結果は?」

こういった質問にも、Web検索して答えてくれます。
AIの学習データが古くても、最新情報を取得できます。

チャットのプラスボタンを開くと、「ウェブ検索」という項目があります。
ここの右にチェックが入っていれば、ウェブ検索機能がオンになっている状態です。

今日の日経平均株価を聞いてみましょう。
このように、ウェブを検索した結果と動向まで教えてくれました。

Artifacts(アーティファクト)

4つ目はArtifacts(アーティファクト)です。
従来のAIに「アプリを作って」と頼むと、コードが表示されるだけでした。
アーティファクトを使うと、そのコードを実行して、実際に動くアプリを見せてくれます。

タスクをドラッグで移動できるカンバンボードを作ってみましょう。
左のメニューから「アーティファクト」を選択します。
「新規アーティファクト」をクリックします。
「新規作成」をクリックします。
Claudeの質問に答えて進めることもできます。
今回はスキップして、「HTMLで動くカンバンボードを作って」と依頼します。
すると、実際に動くカンバンボードを作ってくれました。
このように、作ったものをその場で操作できるのがアーティファクトの特徴です。

作ったものはダウンロードできます。
HTMLファイルなどで保存すれば、自分のパソコンでも動かせます。

他にも、グラフ、フォーム、計算ツールなど、様々なものを作れます。

Projects(プロジェクト)

Projects(プロジェクト)とは、関連するファイルをまとめて管理できる機能です。

例えば、新商品の開発を進めているとします。
「マーケティング企画」というプロジェクトを作って、企画書、競合調査、ターゲット分析をまとめておきます。

すると、新しいチャットを始めても、これらのファイルを常に参照できます。
毎回ファイルをアップロードし直す必要がありません。

「キャッチコピーを考えて」というチャット。
「価格設定について相談」というチャット。
「プレスリリースを書いて」というチャット。
すべて同じファイルを参照しながら、別々のテーマで相談できます。

実際に作ってみましょう。
左サイドバーの「プロジェクト」をクリックします。
「新規プロジェクト」をクリックします。
プロジェクト名に「マーケティング企画」と入力します。

プロジェクトが作成されました。
ここに企画書、競合調査、ターゲット分析の資料を追加します。

「キャッチコピーを考えて」と聞いてみます。
このように、プロジェクト内のファイルを参照して回答してくれました。
今度は新しいチャットで「プレスリリースを書いて」と聞いてみます。
プロジェクト内のファイルを参照した回答が帰ってきました。

通常のチャットでは、新しいチャットを始めるたびにファイルをアップロードし直す必要があります。
プロジェクトなら、一度登録しておけば何度でも使えます。

スキル

6つ目は、スキルです。
スキルとは、Claudeに「いつもの作業手順」を覚えさせる機能です。

例えば、会議の議事録を作るとします。
毎回「日時、参加者、議題、決定事項、次のアクションをまとめて」と指示するのは面倒ですよね。
スキルを使えば、この指示を一度登録するだけで、次からは呼び出すだけで同じ品質の議事録が作れます。

1つ作ってみましょう。
画面左上の「カスタマイズ」をクリックします。
「スキル」を選択します。

プラスボタンをクリックして、新しいスキルを作ります。
今回は議事録を作成する「minutes(ミニッツ)」というスキルを作ってみます。

スキル名に「minutes(ミニッツ)」、説明と手順に内容を記載します。
「作成」をクリックして、スキルの登録は完了です。

では、このスキルを使ってみましょう。
チャット画面に戻って、書き起こしファイルをアップロードします。

入力欄の左にあるプラスボタンをクリックして、使用したいスキルを選びます。
これで実行します。

このように、先ほど登録したフォーマットで議事録が作成されました。
毎回同じ指示を書かなくても、スキルを呼び出すだけで同じ品質のアウトプットが得られます。

スキルは他にも、メールの返信、報告書の作成、データの整理など、繰り返し行う作業に便利です。

コネクタ

7つ目は、コネクタです。
コネクタとは、Claudeを外部サービスと連携させる機能です。

例えば、Gmailと連携すれば、Claudeがメールの内容を見て答えてくれます。
他にも、Googleカレンダー、Notion、Canva、Figmaなど、50以上のサービスと連携できます。

実際にGmailと連携してみましょう。
「カスタマイズ」から「コネクタ」を選択します。
Gmailを選んで、Googleアカウントでログインします。
これで連携完了です。

では、使ってみましょう。
「今日届いたメールの返信文を作って下書きに保存して」と聞いてみます。

すると、Claudeがメールを確認して案を作ってくれました。
そして、Gmailの下書きに保存してあります。
あとは確認して、送信ボタンを押すだけです。

コネクタを使えば、Claudeがあなたの代わりに外部サービスの情報を取得してくれます。

無料プランの制限

テキストチャット、ファイルのアップロード、Artifacts、Projects、Web検索。
「無料でこれだけ使えるなら十分じゃない?」と思いますよね。
ここからは、知っておきたい3つの制限を見ていきましょう。

使用量の上限

1つ目は使用量の上限です。
無料プランには、使用量の上限があります。
スマホの通信プランをイメージしてください。
月10GBのプランを契約したら、動画を見たり、アプリを使ったりするたびにデータ量が消費されますよね。
Claudeも同じで、質問するたびに「トークン」という処理量が消費されます。

無料プランの場合、5時間ごとにリセットされる仕組みです。
短い質問なら30〜40回ほど送れます。
ただし、長い文章やファイルを添付すると、1回のトークンが増えます。
その分、送れる回数は減ります。
また、プロジェクト内の情報は毎回読み込まれるため、ファイルが多いと注意が必要です。

プランごとの目安です。
無料のFreeプランは5時間で30〜40回程度です。
月額20ドルのProプランにすると、使用量が約5倍になります。
月額100ドルからのMaxプランなら、約20倍以上です。

週に数回、ちょっとした質問や相談をする程度なら、無料プランでもいいかもしれません。
業務で頻繁に使いたいという場合に、上限に達した際にリセットまで5時間待つのは効率的ではないですよね。

モデルの違い

2つ目は、モデルの違いです。
Claudeには複数のモデルがあります。
モデルとは、AIの「頭の良さ」を決める設定のようなものです。

Haikuは高速で軽量なモデルです。
簡単な質問に向いています。
Sonnetはバランス型で、日常の仕事には十分です。
この2つは無料プランで使えます。
最上位の「Opus」は、有料プランでしか使えません。
Opusは複雑な分析や専門的な作業に向いています。
論文の要約や専門的な文書の分析など、より正確さが求められる場面で力を発揮します。
ただ、日常的な用途なら、Sonnetで十分です。

有料プランを検討するタイミング

制限を見てきましたが、では実際にどんなタイミングで有料プランを検討すればいいのでしょうか?
私なりのアドバイスをお伝えします。
まずは無料プランで使ってみてください。
使っていく中で、こんなことを感じたら、有料プランを検討するタイミングです。

「上限に達って待つのがストレス」と感じたら、Proプランがおすすめです。
使用量が約5倍になります。
「Projectsにファイルを入れたらすぐ上限になる」という方も、Proプランで解決します。
Projectsは便利な機能ですが、プロジェクト内の情報は毎回読み込まれます。
ファイルを入れるほど、使用量を消費します。
Projectsを本格的に活用したい方は、Proプランにすると快適に使えます。

まとめ

この動画で学んだことを振り返りましょう。

テキストチャット、ファイルアップロード、Artifacts、Projects、Web検索。
この5つは無料で使えます。
一方で、使用量には制限があり、最上位モデルのOpusとMemory機能は有料プラン限定です。
無料プランでも、これだけの機能が使えます。
使ってみて「もっと使いたい」「上限が気になる」と感じたら、有料プランを検討してみてください。
なお、今回紹介した機能は、デスクトップアプリでも同様に使えます。

Claudeアカウントの作成

「さっそく使ってみたい」という方のために、アカウントの作り方を紹介します。

ブラウザで「claude.ai」にアクセスします。
画面右上の「Sign up」ボタンをクリックします。

メールアドレスで登録するか、Googleアカウントで登録するか選べます。
どちらでも構いません。

登録の途中で、電話番号の認証があります。
SMSで届いた認証コードを入力します。

その後、プランを選択する画面が表示されます。
ここでは「Free」を選びましょう。

これでチャット画面が表示されます。
準備完了です。

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