https://jp.reuters.com/markets/world-indices/QOGJ2V5MPRI2XJR36SUSUYWXQY-2023-10-24/
マイクロソフト、7━9月売上高予想上回る AI本格展開でクラウド堅調|Reutersからのニュース
「クラウドサービス「アジュール」を含むインテリジェンス・クラウド部門の売上高は243億ドルで、市場予想の234億9000万ドルを上回った。」とのことです。
以前もコメントしましたが、マイクロソフトは、OpenAIに投資をしていて、OpenAIと戦略的パートナーシップを締結しています。
そのため、マイクロソフトのクラウドサービスであるAzure OpenAI Serviceを契約すると、ChatGPTが使えるようになります。
また、Azure OpenAI ServiceのChatGPTには、下記のメリットがあります。
・GPT-4を利用できます。
・ユーザーの入力データは、モデルの学習に利用されません
・Azureのセキュリティ基準に準拠しているため、より安全に使える
そのような特徴があるため、安全に使いたい企業様のニーズがあったのだと思います。
また、「同社は業務ソフト「マイクロソフト365」に1日分の電子メールの要約などをするAI機能「コパイロット」を搭載し始めているが、まだ限定的な提供にとどまっている」とあります。
詳しくは存じ上げないですが、GitHub Copilotから撮ったのでしょうか?
GitHub Copilotは、プログラミングに特化した AIサービスです。
プログラマーにはとっては便利なツールです。
このGitHubは、2018年6月4日にマイクロソフトが75億USドル(約8200億円)で買収しました。
今後、Azure系のサービスで展開されるとなると、エンジニアがいる会社には、ChatGPTも安全に使えるし、GitHub Copilotも使えるし、非常に便利になります。
OpenAIへの出資、GitHubの買収など、マイクロソフトのM&A戦略がここにきてうまくいっているように見えます。